動画配信サービス「U-NEXT」は、2021年12月24日に新CM「熱帯魚屋」篇、「水上バス」篇、「古書店」篇のオンエアを開始した。
CMの舞台は、熱帯魚店、水上バス、古書店。友だちをいろいろなところに連れ出すもののスマホでU-NEXTばかり見ている、ちょっとクセのある女の子「アオイ」と、アオイの自由さに振り回されながらも、少しずつU-NEXTを知っていく女の子「マイカ」の物語が描かれる。
本CMでは定額制動画配信をまだ利用してない人や他社を利用している人、さらにエンタメ感度の高い人をターゲットに、森川葵さん、山本舞香さん演じる女の子二人の等身大のやりとりを通して「U-NEXTの見放題作品数ナンバーワン」を伝えていく。
コピーライターの永友鎬載氏が手がけたキャンペーンコピーは「U-NEXTなら、イチバンある。」。
「世の中にまだ浸透しきっていないその事実を、視聴者の共感を得る表現でメッセージしたいと思いました」と、クリエイティブディレクター 大石タケシ氏。
「U-NEXTが作品数No1になったのは、U-NEXTが“ビデオレンタル店の最終進化系”を目指すという想いを持っているからです。U-NEXTにはコンテンツ愛にあふれた方がたくさんいて、話題作だけではなく、一部の限られた人にしか支持されない作品にも必ず意味や価値があると信じ、見放題作品を増やし続けています。その結果、今では見放題作品22万本で圧倒的No.1に到達したという経緯があります。ですので、ただダイレクトにNo.1と伝えるのではなく、U-NEXTの作品への愛が世の中に伝わり、コンテンツを愛するユーザーがファンになるような15秒CMをつくろうとチームで話しました」。
CMではナンバーワンの理由である「作品数22万本」「検索すると大体ある」「映画もドラマも韓国ドラマもNo.1」という3つの訴求ポイントを3本のCMにふりわけ、2人のキャラクターに合わせて、チャーミングな会話で伝えている。
泉田岳監督は「今回のCMでは、二人の雰囲気とその絶妙に居心地のいい関係性が世の中の人々から愛されることが、 U-NEXTのサービス自体が愛されることにつながると思う。だから、主人公2人の空気感、雰囲気がとても重要。仲がいい。けれど、会話が多いわけではない。 でも、お互いのことを、分かりあっている」。そんな空気を大事に、演出をしたという。
「観ている人のすぐ隣に、彼女たちがいるような“身近さ”で届けることを心がけました」(大石さん)
撮影は、『KINFOLK』、『FRAME』など国内外の雑誌でも撮影をする写真家の濱田英明さん。スタイリングは、渋谷にある古着や音楽のコンセプトショップBOYの奥富直人さん。また、CMで流れるバイオリンとチェロの楽曲は、高木正勝さんが手がけている。
セリフや、音楽、ロケ地、衣装など、細部まで気をくばり15秒という短い時間のなかで、映画のワンシーンのような世界観をつくりあげた。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+東北新社
- CD+企画
- 大石タケシ
- C
- 永友鎬載
- AD
- 一森 加奈子
- Cpr
- 島朋子
- Pr
- 澤辺翔太、原田開
- PM
- 下條岳
- 演出
- 泉田岳
- 撮影
- 濱田英明
- 撮影アシスタント
- 山村健
- 照明
- 宮木 進一
- 照明アシスタント
- 前田りょう
- 美術
- 小島伸介
- ST
- 奥冨直人
- HM
- paku☆chan(森川)、KUBOKI(山本)
- ロケCrd
- 岡田拓也
- CAS
- 村瀬耕平、松田洋平
- 編集(オフライン)
- 石井沙貴
- ミキサー
- 太斉唯夫
- カラリスト
- 西田賢幸
- コンポジッター
- 梅香悠斗
- 音楽
- 山田勝也
- 作曲
- 高木正勝
- BP
- 掘良太、河内 宏太