語彙力を失わせるほどの「いい」映画はどう生まれたのか(ゲスト:今泉力哉・志田彩良)【後編】

オススメする言葉が見つからない稀有な作品

中村:そろそろお別れの時間が近づいてきております。『かそけきサンカヨウ』公開ほやほやではございますが、改めて今泉監督と志田彩良ちゃんに、今後撮りたい作品とか演じてみたい役柄を聞きたいと思います。

志田:演じてみたいのは、それこそ先ほどもお話したように今までは自分と正反対の役柄が多かったので、自分自身に近い明るい役柄ですかね。あと狂気的な役をやってみたくて。金髪とかにして、一気に見た目から印象を変えられるような役柄だったり。あとは撮る側もやってみたいなって思います。

一同:へえ~。

澤本:すごい!

志田:それこそ、鈴鹿央士くんと、『ドラゴン桜』で一緒だった細田佳央太くんと3人で、「3人で監督をして、ひとつの作品をつくろう」ってよく話しています。日常で「このシーン撮りたい!」って思ったことや自分の感情をメモして、それを随時みんなで報告しあったりしてます。

今泉:すごいおもしろそうっすね。それが『ドラゴン桜3』になる。

一同:ははは。

今泉:日曜劇場でやるぐらいの。でも、その3人で話し合ってるって、撮らないにしても、役者さんとしてめちゃくちゃプラスになりそうな話し合いかもしれないですね。

中村:今泉監督はどうですか?

今泉:映画の準備してたり、ドラマの準備してたり……いろいろありますね。1本情報解禁されてますけど、城定(秀夫)監督とコラボした『猫は逃げた』っていうタイトルの映画が2022年3月に公開予定です。それはもうすぐ完成するので、今は仕上げをしつつ、来年の撮影の準備をしている感じです。

中村:もう、時間いっぱいでもあるんですけど、映画『かそけきサンカヨウ』公開中なので、最後にぜひお2人からも一言ずつメッセージいただけたらと思います。

今泉:公開始まってます。「ここが見どころです!」っていう映画じゃないっていうのはさんざん伝わったと思うんですけど、何をきっかけでもいいし、崎山蒼志さんの主題歌もすごい良いです。志田さんが出たMVも100万回再生されたり、すごいことになっているんですよね。本当に曲まで含めて、すごく読後感のいい映画になったと思うので、ぜひ映画館で観ていただければなと思います。よろしくお願いします。

中村:志田さんからも。

志田:今こういう状況下だからこそ、何か改めて大切なことだったりに気づいていただける作品になっているんじゃないかなと思います。いろんな世代の方に見ていただきたいですけど、同世代の方にも届いて欲しいなって思っているので、ぜひ見て、いろんな方に広めていただけたら、と思います。

中村:いや~、そうなんですよね。どの世代でもいいですよね。『かそけきサンカヨウ』は。

澤本:ただ、オススメする言葉が見当たらない。

一同:ははは。

今泉:見当たらないって言い切っちゃったらダメ(笑)。

澤本:すみません(笑)。

今泉:最後にオススメする言葉が見当たらないって(笑)。いいことなんですけどね。すごいいいことなんですけど。

澤本:言い直しましょうか。

今泉:「いい」しかないみたいな(笑)。

澤本:オススメする言葉が「いい」しかない。

一同:ははは。

今泉:一緒ですけどね(笑)。

中村:非常に形容しづらいけど、「いい」んでね。「いい」んで絶対見てくださいっていうわけで、ありがとうございました! この番組はTOKYO FMのデジタルコンテンツが集約されているスマホアプリAuDee(オーディー)でも、番組のトークのみ配信中です。もう一度聞きたい、知りたいっていう方はAuDeeで検索してみてください。というわけで、今夜のゲストは絶賛公開中の映画『かそけきサンカヨウ』監督の今泉力哉監督、主演の志田彩良さんでした。ありがとうございました!

今泉志田:ありがとうございました!

〈END〉

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