キャンピングカーレンタル事業を手がけるキャンピングカー(東京・渋谷)は1月14日、「かまくら」をキャンピングカーの内装で再現したコンセプトカー「かまくるま」を、ウインタースポーツ用品販売イベントで披露する。トヨタ自動車やスキー場「星野リゾート アルツ磐梯」と共同開発した。「かまくるま」の内装は日本デザインセンターが担当した。
キャンピングカーと星野リゾート アルツ磐梯による「キャンピングカー×ゲレンデ車中泊プラン」のプロモーションの一環。同プランは昨季に開発・販売したもので、今年も実施する。「かまくるま」を通じ、ゲレンデでの車中泊より前から、移動や滞在中もキャンピングカーで楽しんでほしい、というメッセージを発信する。
内装は日本デザインセンターが担当。熱で膨張するシートに対し、温度を操作することで膨張度合いを調整し、素材の風合いや触感などをもたせる特別な印刷技術を活用した。開発はトヨタ自動車開発施策部が携わり、カシオ計算機が協力した。
「かまくるま」は1月14〜16日に「パシフィコ横浜」で開催する「冬スポ!! 21」で披露する。例年では各地での開催で30万人が来場するという。