【CES2022】来年の会場参加に期待しつつ、今年の現地の様子を素早くチェック(玉井博久)

サムスンはスマホへの情報発信で入場制限を実施

さて、セントラルの目玉といえばサムスンですが、サムスンは例年の露出レベルを保ってきたようです。あいにく中の様子は撮影NGとのことで、外からの写真になりますが、人の入りを見ることができます。

 
なおサムスンに限らず、どの出展者もコロナ対策として入場制限をしていたようですが、サムスンでは、サムスンキヨスクといってIDバッジにあるQRを専用モニターにかざすと、入場番号が何番で何分後に入場できるという情報がスマホに届く形で入場数をコントロールしていたようです。

 
ちなみにサムスンの展示はいつも高い壁に覆われていますが、今年もその壁は健在。ただし隣の出展者がなかったため、周りはがらんとしています。

 
同じくセントラルに出展するSONYのブースは、今年はクルマ、ドローン、宇宙衛星、プレステの4つを展示していたようです。今年注目のテーマである「宇宙」に関しても、しっかりと発表内容として押さえていました。

 
次にノースでは今年ヘルスケアカンパニーとして初めてCESのキーノートに登場したAbbottの展示コーナーがありました。

 

新設の「ウェスト」には超巨大モニター

続いて今年から新しくオープンになったウェストです。こちらでは自動車とドローンが展示されていました(ヒュンダイ自動車とDOOSANの様子です)。

ウェストの建物に入ってすぐのところには超巨大モニターがあり、迫力のある映像で入場者をお迎えしました。このモニターで広告をしていた出展者も結構いたようです。

ちなみにこの新しくできたウェストから今年閉鎖になっているサウスまでを移動できる地下道ができたようです。地下道を移動するためのタクシーも待機しているようで、コンベンションセンター間の移動が楽になっています。ちなみにこの地下道はイーロン・マスクの会社がつくったそうです。

 
セントラルとノースの前にある広場では、今年注目のSierra Spaceの展示がありました。ここでは既にレポートで紹介しました宇宙船Dream Chaserが展示されています。

次ページ 「フードテックの展示で本格ラーメンも」へ続く

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