ビーズソファのYogibo(ヨギボー)の米国本社(ニューハンプシャー州)を、日本の販社であるウェブシャークが買収した。同社が1月13日、昨年末に発表した。ウェブシャークは今後、グローバルでのデザイン統一など、マーケティング戦略を再構築するという。
【関連記事】17LIVE、グローバルでブランド統一
ウェブシャークは2014年にヨギボーの日本層代理店契約を締結。人気グループ「NiziU(ニジユー)」を起用したテレビCMのほか、総合格闘技イベント「RIZIN(ライジン)」や女子プロサッカーWEリーグへの協賛など、ウェブシャークは日本国内で独自にマーケティング活動を展開してきた。店舗も各地にオープンし、昨年12月時点で86店舗を運営する。
買収は昨年7月に、米国本社側から打診があったという。現在の経営陣は買収後も続投する。
ウェブシャークは今後、グローバルでのオペレーション業務のデジタル・トランスフォーメーションを進め、日本で実施してきた需要予測システムの導入や、各国でのデータ統合を進める。各国でのブランドイメージが統一されていない課題もあり、マーケティング戦略の再構築にも取り掛かる。同社はYahoo! 台湾(Yahoo! 奇摩)のアフィリエイトシステムのコンサルティングなども手がける。
ウェブシャークの2021年7月期売上高は、前年比76%増の約168億400万円、営業利益は3.5倍近い約45億9200万円と急成長している。