バーチャルオフィス「oVice(オヴィス)」を提供するoVice(石川・七尾)は、1月17日から「5秒出社」をキーメッセージとした広告の掲出を開始した。
「oVice」とは、ウェブ上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間のこと。パソコンを開いてURLにアクセスするだけで「出社」が完了し、通勤時間はかからず、多様な働き方をサポートできる点から、今回のキーメッセージに至った。
コロナ禍をきっかけに世の中にテレワークが浸透し、従来にはなかった多様な働き方が実現できるようになってきた。一方で、内閣府がテレワーク経験者に対して行った調査では、
「社内での気軽な相談・報告が困難」「画面を通じた情報のみによるコミュニケーション不足やストレス」などのテレワークに対するデメリットもうかがえたという。
しかし、長期的に考えると、多様な働き方のニーズに応えることは企業経営にとって重要。バーチャル空間含め、経営の要となるの“社員の働き方”の改革はこれからますます必要不可欠となっていくだろう。