ベストセラー作家による魂の叫び「普通にできないという呪いが解けない」(ゲスト:燃え殻)【前編】

ベストセラー作家・燃え殻の20秒自己紹介

中村:燃え殻さんは権八さんからの紹介ですが、別に権八さんもずっと仲良かったわけではない?

権八:本当、はじめましてです。

燃え殻:はじめましてですね。

中村:お2人の関係は?

権八:最初は何だったのかな? 僕、2017年くらいからTwitterをちょこちょこやり始めたんですけど、その時すぐに燃え殻さんにヒットして。つぶやきがすごく面白かったんですよね。それですぐフォローしたら、なぜかフォローバックしてくださって、ドキッとなったのが最初です(笑)。その後は本当に何も関わりなく……。ただ、ちょこちょこ、例えば田中泰延さんや、さっきの早稲田アカデミーのCMをつくった西島(知宏)くんとか、ちょっと共通の知人がいるかなくらいですかね。僕が勝手に押し上げてきてしまいました。

燃え殻:いや、僕もずっと権八さんの仕事見ていますよ。

権八:いやいや……。それで今回は僕らの鎮魂歌である、『ボクたちはみんな大人になれなかった』が映画化されるということで、満を持して……。

中村:ゲストに来ていただいたと。

権八:思いきってお声かけしたら、引き受けてくださいました。

燃え殻:ありがとうございます。

中村:『ボクたちはみんな大人になれなかった』の話もめっちゃ聞きたいんですけど、まずは毎回ゲストの方にお願いしている「20秒自己紹介」という、やっかいなコーナーがございまして……。

燃え殻:やっかいですね(笑)。さっき聞いたんですけど。

中村:この『すぐおわ』は、一応広告の番組ということで、ご自身の自己紹介をラジオCMの秒数20秒に合わせてやってください、というコーナーです。本当に何でもいいんですよ。

燃え殻:何でもいいんですか?

中村:はい。

権八:そう。なんでもいいんですけど、何を言ってくれるんだろうかって(笑)。

燃え殻:何ですかね。考えられないな。

権八:燃え殻さんですからね!

燃え殻:いやいや、考えられないです、ホント。なんだろう。怖いな。本当に嫌になってきた(笑)。

権八:でも、気楽に。気楽にやっていただけると。

中村:いきましょう! では、どうぞ!

燃え殻:テレビの美術製作をやりながら書いた小説、『ボクたちはみんな大人になれなかった』が、2021年11月5日に映画になる燃え殻です。よろしくお願いします。……あれ、全然20秒になんないじゃん。はい…。もうダメだ、すみません…。

中村:なんかいいですね。

権八:いや、素晴らしいですよ。

燃え殻:ごめんなさい。

権八:イメージ通りで。嬉しいです。

燃え殻:ごめんなさい。

中村:ここで燃え殻さんが闊達すぎても。

権八:それは、ちょっとイメージと違う。

燃え殻:ごめんなさい。

権八:こんなに余らせた人、珍しいですよ。

中村:「あっ、終わった」って(笑)。

燃え殻:ちゃんとできてない(笑)。

次ページ 「“燃え殻”というペンネームが生まれるまで」へ続く

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