ハーゲンダッツ ジャパンは、今年1月からWEBミニドラマ『メゾンハーゲンダッツ ~8つのしあわせストーリー~』を公開している。
本作の主演を務めるのは、ハーゲンダッツのテレビCMに出演している歌手・女優の平手友梨奈さん。とあるアパートを舞台に、平手さん演じる主人公・湊川七海(みなとがわ ななみ)と、同じアパートの住人たちが繰り広げる全8話のミニドラマだ。
このドラマは、ハーゲンダッツの新しいタグライン「ハローしあわせ。」の世界観をより深く伝えるものとして企画。日常にあるちょっとした幸せをテーマに、ミニドラマとしてストーリーを制作している。「CM放映時から“ハーゲンダッツのてち(平手さんの愛称)をもっと見たい”という声が寄せられていました。そこで、2カ月毎週楽しめるドラマという形で、その声に応えました」と、企画を手がけた髙橋律仁氏。
本ドラマでは主人公・七海と仲間たちによる心温まるストーリーが展開されるが、実は「世界線をまたぐ」という裏テーマを掲げている。「もしこの世界に現役大学生の平手友梨奈が実在したらどうなるか。虚構と現実が混ざる形で楽しんでもらえる設定にしており、毎回いろいろな世界線をまたいでいます」(髙橋氏)。
例えば、二十歳を迎えた平手さんに呼応するストーリー、出身地や訛りまでオマージュした登場人物、美術やカメオキャストにもアイデアを入れ込んだ。1月25日には、ニッポン放送のラジオ番組「蛙亭のトノサマラジオ」とコラボレーション。番組内で、主人公・七海がハガキ職人として実際に投稿したネタが、パーソナリティである蛙亭の二人に読まれ、ラジオの放送と完全連動する形になっている。実は七海のスマホには蛙亭のステッカーが貼ってあるなど細かいフラグが、実は第一話から立てられているのだった。
また、サブキャストである“メゾンのくま”によるTwitterでのコメント発信もドラマリリース前に開始し、ドラマ内に多くの伏線を隠しながら、毎回新しい試みに挑んでいる。「おそらく8話みたら、1話から繰り返しみたくなるドラマではないでしょうか。ドラマの視聴者のみなさんには毎回仕掛けはすぐに発見されてしまいますが、まだまだ伏線が隠されています。ストーリーも素敵ですが、工夫を重ねた世界線のポイントも毎回楽しみにしてもらえると嬉しいです」(髙橋氏)
監督は平手さんのMVも多数手掛ける新宮良平監督、撮影は話題のCMや映画を数多く手がける近藤哲也氏。撮影前は平手さんの意見も脚本に取り込み、何度も構想を練り直したという。
公開後、SNSでの反響は特に大きく、各話の放送のたびにTwitterトレンド入りに。ファンから、このドラマのDVD化、CM化、映画化希望の声も寄せられている。また、”メゾンのくま“として採用されたGUND社のテディベアは、ドラマ公開後、瞬く間に売り切れたという。
本ドラマは、現在までに第4話まで公開されており、最終話となる第8話は2月17日に公開予定だ。
スタッフリスト
- 企画制作
- TBWA\HAKUHODO+AOI Pro.
- CD
- 髙橋律仁
- AD
- 浜田智子
- シナリオライター
- 市之瀬浩子、渡部琴菜
- 企画
- 土谷秀一郎
- 演出
- 新宮良平
- 撮影
- 近藤哲也
- 照明
- 溝口知
- 美術
- 金子恵美
- AgPr
- 生駒武志
- Pr
- 齊藤佑典
- PM
- 矢部涼介 、国富祐太
- ST
- 松川総(平手)、高橋毅(サブキャスト)
- HM
- 木村 MAO(平手)、赤木 悠記(サブキャスト)
- クッキングST
- 山崎慎也、奥村まどか
- 編集
- 金沼怜
- MA
- スズキ マサヒロ
- 音楽制作
- Black Cat White Cat
- 音楽Pr
- Erik Reiff 、Kenny Dallas
- アカウントディレクター
- 阿部紗弥
- AE
- 鹿野 龍之介
- NA
- パオロ(くまの声)
- 出演
- 平手友梨奈、齋藤里菜(モナ)、根岸拓哉(タクヤ)、諏訪太朗(ピンじい)、大林佳奈子(母親)、光根恭平(コインランドリー男性) 、中沢元紀 (優也)