ラオックスは1月28日、空港をテーマにしたアジアコスメ専門店「LAOX BEAUTY AIRPORT」の日本2号店を東京・吉祥寺にオープンする。総合免税店事業を主軸にインバウンドビジネスを牽引してきた同社が、アジアの商品を日本に届ける国内リテール事業として新業態を展開し、国内需要の喚起を狙う。
「LAOX BEAUTY AIRPORT」は「お客さまのコスメ、ビューティーの旅路の場所」をコンセプトに、空港をイメージした店舗デザインで、新たな出会いを期待させる空間を演出。店内には、韓国・中国・タイなどアジア各地からセレクトしたスキンケア、メイクアップなど関連アイテムが120ブランド、1300商品以上用意されている。店内中央には搭乗口の案内をイメージした売り場の案内板を設置。他にも、旅客機の窓のデザインの商品棚や搭乗券風のプライスカードなど、非日常空間で買い物が楽しめる工夫がされている。
同社は昨年12月、「LAOX BEAUTY AIRPORT」の1号店を東京・自由が丘にオープン。飯田健作社長は「1号店はお客さまの反応が良く、購入率も高い。吉祥寺は(比較的年齢層の高い)自由が丘に比べ、より幅広い層に利用してもらえるのではないか」と期待する。また、「商品の多くはネットでも購入できるが、店舗を訪れて実際に見ることで探しているものとは別の素敵なものを見つける『セレンディピティ』や、スタッフによる丁寧な接客など実店舗ならではの買い物の楽しみを感じてほしい」と語った。
また、オープン記念としてジェットスター・ジャパンとの期間限定コラボイベントも実施する。空港を想起する店内にジェットスターの装飾を展開。乾燥しやすい機内や忙しいフライトスケジュールに対応する同社のキャビンクルーが、時短美容など独自の視点で商品を提案する特設売り場も設置される。イベントは1月28日から2月28日まで。