セブン-イレブンは2月1日、画面を空中に表示するセルフレジの実証実験を始める。サイズが既存のレジと比べて約70%と小さく、省スペース化で購入効率の向上などを図る。買い物客がディスプレーにふれずに済むため、清掃などの手間も省ける。
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空中に浮かぶ映像をタッチパネルのように操作できるのが特徴。東京都内の6店舗に設置する。空中ディスプレイはホテルやオフィスなどの受付や、デジタルサイネージなどで採用例がある。
POS決済システムの提供や店頭への設置は東芝テックが担う。空中に画面を表示させるための機器などは、アスカネット、神田工業、三井化学、三井物産プラスチックが共同開発した。
酒やタバコなどを除く店内商品を、買い物客自身でバーコードを読み取ったり、会計操作をする、いわゆるセルフレジ。支払いはセブン&アイグループの電子マネー「nanaco(ナナコ)」などで、現金には対応しない。