サントリー食品インターナショナルは、今年、国内では2本に1本を、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用したペットボトル「100%サステナブルボトル」にすることを目指すと発表した。
これに伴い同社では新たに、ペットボトルは資源として何度も循環できることを伝える新ロゴマーク『ボトルは資源!サステナブルボトルへ』を、国内のラベルレス商品を除いたペットボトル全商品へ3月以降順次展開するほか、啓発活動などにより消費者とのコミュニケーションを強化する。
サントリーグループでは、2030年に向けた目標として“リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用し、化石由来原料の新規使用をゼロにする“という「ペットボトルの100%サステナブル化」実現を掲げており、今回の発表は目標に向けた取り組みの一環となる。
サントリー食品インターナショナルでは、これまで、「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」や、サントリー緑茶「伊右衛門」ブランド、「クラフトボス」シリーズなどにおいて「100%サステナブルボトル」化を進めており、2021年には国内清涼飲料事業における同社の全ペットボトル重量のうち37%において「100%サステナブルボトル」の使用を実現した。
■日本におけるサントリー「ペットボトル100%サステナブル化」の主な活動実績と計画
そして2022年は国内における「100%サステナブルボトル」使用率を50%と掲げ、取り組みを推進していく。
新ロゴマーク『ボトルは資源!サステナブルボトルへ』には、ペットボトルはゴミではなく、適切な分別・回収により何度も循環できる「資源」であるということをより多くの顧客へ伝え、ペットボトルの100%サステナブル化を通して、循環型で持続可能な社会の実現に貢献していくという決意が込められているという。
さらに、日本で培ったペットボトルのサステナブル化技術を、海外現地グループ会社と協働して展開し、グローバルにおけるペットボトルの100%サステナブル化も加速させる。
同社はペットボトルのサステナブル化のリーディングカンパニーとして業界を牽引し、取り組みを強化していく。