企業が公式サイトで、子どもたちが学べるコンテンツを掲載し、事業と関連のある領域に興味・関心を持ってもらう広報活動がある。キユーピーが2021年から開設している「食生活アカデミー」もそのひとつだ。小学校高学年から中学生を対象としたコンテンツを提供。1月27日からは、「買い物で何を見る? 食品表示を大研究」を公開した。
食品表示は、どうして必要で、何がチェックポイントなのかを解説し、最後にクイズに挑戦する内容。食品表示について理解することで、目的に応じた自分にあった適切な食品を選択できる力を身に付けてほしい狙いだ。
キユーピーグループ は「2030ビジョン」のひとつとして、「子どもの笑顔のサポーター」を掲げる。「食生活アカデミー」は、未来を創る子どもたちが、食の知識や体験を通して生活を豊かにし、新たな関心や興味につなげ、将来に役立ててほしい、と制作した食育のためのコンテンツ。
「つくる・食べる」「からだと栄養素」「食生活のぎもん」「食べものとSDGs」「自由研究」とカテゴリを分け、自分で作れるレシピや食材の選び方、体をつくる栄養素、料理の楽しさ、環境や未来につながる食生活など、食にまつわる知識が学べる。