東急ストアは2月7日、無人決済店舗を、東急田園都市線たまプラーザ駅直結の複合商業施設「たまプラーザ テラス」の従業員休憩室内にオープンする。同店舗は、TOUCH TO GO(以下TTG)の開発した、狭小型の無人決済システム「TTG-SENSE MICRO」を活用。店舗面積は約7㎡で、お弁当、おにぎり、パン、菓子、ドリンクなどを取り扱う。
同社によると、人口減少による働き手の不足や、優良物件確保の難易度上昇による新規出店の課題から、ローコストで展開できる新たな付加サービスや、新たな店舗フォーマットの開発・出店フォーマットの幅を広げる取り組みが求められているという。また、コロナ禍での内食需要の拡大や、非接触ニーズへの対応など、生活者の新たなライフスタイルに対応した事業・サービスの検討などから、今回の導入に至ったという。東急ストアの強みである「駅前・駅ナカの交通結節機能の要所に位置」「小型店の展開を得意とする」という、二つの利点を活かした「無人決済店舗モデル」の構築に向け、展開をスタートした。
今回の「TTG-SENSE MICRO」導入及び設置は、東芝テックとTTGが協業により外部展開する初めての取り組みとなる。