女性の視点で審査する広告賞「Gerety Awards」日本の審査員を発表

女性の視点から優れた広告を全世界から選出する「Gerety Awards」が3月11日までエントリーを受け付けている。2021年1月1日から同日までに放映・発行・リリース(商用利用)された「テレビ/シネマ」「プリント」「オルタナティブ」「オンラインムービー」「デジタル」「ラジオ」「プロダクト&パッケージデザイン」「モバイル」「統合キャンペーン」などが対象。応募作品は「Communication Cut」「Entertainment Cut」「Craft Cut」など10の観点(Cut)から審査される。

 
今年は35カ国から180人の審査員が参加する。まず東京、ロンドン、ニューヨーク、サンパウロ、メキシコシティ、コペンハーゲン、モスクワ、ブリュッセル、ウィーン、マニラの世界10の都市でExecutive Juryらによる審査委員会を開催し、ショートリストに選出する作品を決定。また各国での審査では、その年の最優秀エージェンシーとプロダクションも選出される。

その後ショートリストの作品をGrand Juryらが審査し、各「Cut」でのグランプリやゴールド、シルバー、ブロンズなどが選ばれる。ショートリストの発表は2022年7月、受賞者の発表は同9月を予定している。

Gerety Awardsは、「ダイヤモンドは永遠の輝き」というコピーを1948年に生み出したコピーライター Frances Gerety氏の名を冠した賞。2019年からスタートし、今回で4回目となる。審査員は全て女性が務める。女性に向けてつくられた広告だけでなく、あらゆる広告が対象。市場の状況に即した広告の基準をつくるとともに、従来から求められてきた広告の基準を再定義することを目的としている。

詳細は公式サイトから。

また、東京での審査に参加するExecutive Juryは下記の通り。

 
※リリース掲載順
・望月亜美(インターナショナル・プロデュース・ユニット ユニットリーダー)
・Alice Ishiguro Tosey(フリーランス クリエイター)
・伊藤藍(AKQA シニアブランドエディター)
・檀上真里奈(電通 クリエイティブディレクター)
・田辺アーノド裕美子(Syn Music COO/制作統括)
・Miwaza Jemimah(フリーランス クリエイター)
・松川亜紀(ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパン シニアコピーライター)
・福原志保(アーティスト、Googleテクノロジーインテグレーションリード)
・尾崎千春(ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパン クリエイティブサービスマネージャー/「END ALS」クリエイティブディレクター)
・三井明子(ADK クリエイティブ・ワン コピーライター/クリエイティブディレクター)
・たじまなおこ(CM/映画監督)
・中野ほの(マッキャンエリクソン コピーライター/CM プランナー)
・澤井愛佳(ロエベジャパン マーケティング・コミュニケーションディレクター)
・奥野麻子(博報堂 ブランドアクティベーションディレクタ-/クリエイティブファシリテーター)
・木下舞耶(電通 PRプランナー/コピーライター)

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