NTTドコモは2月25日から、ドコモショップの一部をフリマアプリ「メルカリ」とのダブルブランドにする。看板に両社のロゴを掲出するほか、スタッフが「メルカリ」への出品をサポートする。
ドコモは「メルカリ」出品者に対し、顧客拡大を図る狙い。メルカリはオフラインでの顧客接点として体験向上とサポート強化を目指す。
対象店舗は「ドコモショップ吉祥寺店」(東京都)で25日から。「d garden名古屋栄店」(愛知県)では翌26日から実施する。4月には「ドコモショップららぽーと湘南平塚店」など神奈川県内3店舗に広げる。いずれも期間限定で8月末まで。
店内で購入者に発送する際の梱包資材を販売するほか、「メルカリ」で売りに出す品を撮影するための専用ブースも用意する。初期設定や使い方の案内、梱包代行なども請け負う。
ドコモショップでは2019年から、「メルカリ」の使い方を指南する教室の開催や、売れた商品を発送するための投函ボックスの設置など、断続的にメルカリとのコラボレーションを実施してきた。