山陰広告協会は2月15日、鳥取県・島根県内の制作者が2021年に制作した広告を称える「山陰広告賞2022」の結果を発表した。12部門計203点の応募があり、グランプリには島根県を広告主とするミニドラマ「しまねがドラマになるなんて!」が選出された。制作は山陰中央テレビジョン放送、山陰中央新報社、読売広告社、太陽企画。
「しまねがドラマになるなんて!」は2021年10月20日から12月22日にかけて、さんいん中央テレビで全10回にわたり放映された。各回5分のミニドラマで、高校生4人が人々との交流を通じて、ごく普通で当たり前と思っていた島根の景色や日常と向き合いながら気付きを得ていくというストーリー。「赤天」「シジミ」「ちょうかんぼう」など、地元ならではの話題が多数登場する。オール島根ロケで県民も出演した。各回の内容はYouTubeでも公開されている。
各賞の入賞作品は3月11日から3月14日まで、米子市美術館にて展示される予定。そのほかの主な入賞作は以下のとおり(カッコ内は制作社・者)。
準グランプリ
めのや「kiu祈雨」(めのや)
新聞雑誌部門・金賞
第一三共ヘルスケア・森永製菓・サントリー・養命酒製造・日本サムスン・HJホールディングス・サラヤ「となりのリアルを聞こう」(山陰中央新報社/電通/CPU)
テレビCM・金賞
いちい「いちい」ビート編(山広松江支社/TKWORKS)
ラジオCM・金賞
トヨタ自動車「山陰神話・ヤマタノオロチ」篇(エフエム山陰)
ポスターアーバンアド・金賞
松江しんじ湖温泉旅館協同組合「松江しんじ湖温泉 開湯50周年ポスター」(Birdman島根支社/ノード)
パンフレット・金賞
島根県立中央病院 広報誌「えにし」(山広松江支社)
SP・金賞
大山ゲストハウス寿庵「2021年版 寿庵カレンダー」(NPO法人くらしアトリエ)
パッケージプロダクト・金賞
プリムローズガーデン「DAISEN SOUP BAR」ブランディング(キサ・クリエイティブ)
デザイン・金賞
加藤完一商店「加藤完一商店 ブランディング」(engine)
動画・金賞
後鳥羽院顕彰事業実行委員会「800年後のあなたへ」 (後藤章治)
インタラクティブ・金賞
みたて「朔(日本酒オーナークラブプロジェクト)」(SASI/sengoku design)
イノベーション・金賞
グッドヒル「麒麟をきる インテグラルスーツブランドKIR*WIN」(シセイ堂デザイン)
複合・金賞
島根県「親のひとことがきっかけでした。」(山陰中央新報社/ノード/TKWORKS)