読売広告社は2月24日、次期社長に博報堂執行役員の菊地英之氏を起用する人事を発表した。4月1日付。藤沼大輔社長は代表権のない会長に就く。
菊地氏は1990年4月博報堂入社。営業局でキャリアを重ね、2015年第二十三営業局長、2018年営業統括局長、2019年アカウント統括局長兼コンテンツビジネス室長、2020年から執行役員(現職)。2019年4月からアイレップ執行役員を兼任。読広の社長就任とともに、同日付で博報堂DYホールディングスの執行役員を兼務する。博報堂とアイレップ執行役員は退任する。早稲田大学社会科学部卒。東京都出身。54歳。
藤沼氏は2016年4月、博報堂出身者で初めて読広の社長に就任し6年間務めた。