宣伝会議が主催する公募広告賞「宣伝会議賞」では、2016年に応募資格を中学生・高校生に限定した「中高生部門」を設立している。言葉が持つ魅力を知ってもらい、自身の新たな可能性を発掘してもらえるような機会を提供したいという思いから始まった同部門では、Web上での個人応募のほか、学校単位・クラス単位での応募を受け付ける団体応募も実施し、今年度は北海道から沖縄まで、延べ220校が参加。6回目を迎える今回は、全4万2984作品が集まった。
これまで中高生部門では、二次審査を通過した上位30作品を最終審査会の場で審査。グランプリ他各賞を、月刊『宣伝会議』の誌面に掲載してきた。今回、より多くの優れた応募作品を知ってもらいたいという思いから、受賞まであと一歩と迫る上位作品を、中高生部門としては初めて「ファイナリスト」としてWeb上で発表するに至った。
なお、中高生部門の各賞、および協賛企業賞受賞作品は、宣伝会議賞特設サイト
で本日3月7日より公開中。また、受賞者コメントと企業からのお祝いメッセージ、審査講評は現在発売中の月刊『宣伝会議』4月号に掲載している。
中高生部門の審査結果は以下の通り。
【中高生部門 受賞作品】(協賛企業名/受賞者名)
<グランプリ>
「ヤマッハ」(ヤマハ発動機/伊藤紗妃さん)
「俺、スカートはきたい。」(特別課題/笹嶋一斗さん)
<ゴールド>
「無知が一番の無駄使い」(四国銀行/佐々木啓人さん)
<シルバー>
「今、こういう気持ちだったんだ」(ソニー・ミュージックエンタテインメント/中野利菜さん)
<ブロンズ>
「親のスネよりかじりやすい」(日本コープ共済生活協同組合連合会/杉山穂香さん)
【中高生部門 ファイナリスト作品】(協賛企業名/受賞者名)
「なぜだろう。最近、上司が怒らない」(オービックビジネスコンサルタント/青木心菜さん)
「これは、私の仕事じゃないですね。」(オービックビジネスコンサルタント/小野 乃愛さん)
「勘定奉行にできない仕事をするのが、あなたの仕事です。」(オービックビジネスコンサルタント/馬飼野朱李さん)
「貯金とは、老後の給料だ。」(四国銀行/有田維吹さん)
「『幸』は『¥』も含んでいる。」(四国銀行/石井友姫乃さん)
「引きこもっても稼げる時代。」(四国銀行/佐藤琉星さん)
「お酒は二十歳になってから。 お金は二十歳になる前から。」(四国銀行/杉田珠江さん)
「バイト代でも、未来を買える。」(四国銀行/鈴木晶偉さん)
「おばあちゃんは働いてないのに、どこからお小遣いをくれるんだろう。」(四国銀行/配島海音さん)
「お金を知れば親を尊敬しだす。」(四国銀行/村山陽朗さん)
「No moneyにならないためのknow money」(四国銀行/吉澤由栞さん)
「耳で読むものがたり」(ソニー・ミュージックエンタテインメント/尾畑七菜さん)
「原稿用紙は五線譜に」(ソニー・ミュージックエンタテインメント/髙橋聡介さん)
「問題を解くんじゃない、自分を解くんだ。」(東洋学園大学/三谷ダンテ瑠泉さん)
「まだすすむ、つかれていても」(ヤマハ発動機/岡田健吾さん)
「いそがばのれ。」(ヤマハ発動機/小林滉延さん)
「帰宅部のエースが田中くんになった」(ヤマハ発動機/花崎玲奈さん)
「あまったエネルギーで青春でもしようかな」(ヤマハ発動機/深井健生さん)
「選挙に行けないことが悔しくなりました。」(読売中高生新聞/小野寺輝弥さん)
「この教科書は毎日更新される。」(読売中高生新聞/齋藤来夢さん)
「スマホを使うと遊びに見える。パソコン使うと仕事に見える」(レノボ・ジャパン/上田雄司さん)
「いつまで地球に無茶振りする気ですか?」(特別課題/青木望愛さん)
「17の目標を 17の偉業に」(特別課題/西井はる佳さん)
「『地球は黒かった。』」(特別課題/原康生さん)
「175万種の命をたった1種が握っている」(特別課題/中村咲来さん)
【中高生部門 協賛企業賞】(協賛企業名/受賞者名)
「勘定奉行にできない仕事をするのが、あなたの仕事です。」(オービックビジネスコンサルタント/馬飼野朱李さん)
「お酒は二十歳になってから。お金は二十歳になる前から。」(四国銀行/杉田珠江さん)
「自分の『すき』が武器になる。」(東洋学園大学/井上まりさん)
「何、この安心感」(日本コープ共済生活協同組合連合会/佐野萌笑さん)
「内心めっちゃドヤ顔」(ヤマハ発動機/八田愛來さん)
「画面より紙面」(読売中高生新聞/阿部孝太郎さん)
「ねぇ、あそこにいる人かっこよくない?って君が言った」(レノボ・ジャパン/杉林花音さん)
「後に回したら、宿題が増える。」(特別課題/臼井駿さん)