米ファスト・カンパニーが選ぶ「2022年の最も革新的な企業」の広告会社カテゴリーで、トップにTBWAワールドワイドが選ばれた。現地時間3月8日に発表となった。リストは52カテゴリー528企業に及ぶ。
カナダのJuniper Park\TBWAが手がけたカナダ女性協会のキャンペーン「助けを求めるハンドサイン(Signal For Help)」が、動画投稿アプリ「TikTok」で広まり、実際に被害が未然に防がれたことなどが選定理由。ほかに、アマゾンの音声AIアシスタント「Alexa(アレクサ)」を擬人化した米スーパーボウルでの広告や、スマートフォン「iPhone 13 Pro」の撮影力を表現した「Hollywood in your pocket」キャンペーンが評価された。
2位は新興のミスチーフ(Mischief)。ラッパーのJay-Zがプロデュースする大麻ブランド「Monogram(モノグラム)」で、大麻法に対する意見広告を手がけたほか、美容・スキンケアブランドEOSが「TikTok」で実施した「Bless your f**king cooch.」キャンペーンで話題を呼んだ。
3位から10位までの社名は下記のとおり。
2022年の最も革新的な企業 広告会社カテゴリー
3位 ワイデン+ケネディ
4位 FCB
5位 RETHINK
6位 THE COMMUNITY
7位 CHECK MY ADS
8位 SS+K
9位 OBSERVATORY
10位 ENGINE
メディアカテゴリーの1位はHYBE、デザインの1位はCANVA、ブランディング1位はチポートレだった。