グーグル、「車両広告」を導入へ 自動車販売の検索連動型

米グーグルは3月11日、自動車販売向けの検索連動型広告の提供を始めると発表した。米国ではすでに開始しており、数日内にほかの国でも利用可能になる。同日開催の全米自動車販売協会のイベントで発表した。

「車両広告」(vehicle ads)の想定画面

車種などで検索すると、写真のほか、メーカーやモデル、年式、走行距離、販売店の場所といった情報と共に表示されるようになる。問い合わせ数や来店など、測定したいユーザー行動を設定することもできる。

グーグルと米調査会社カンターの調査によると、米国では2021年、新車購入者の89%が事前にWebで新車について調べた。オンライン購入した人は16%で、2019年時点の1%から大きく増えている。

ショッピング広告のクルマ版。米国のカーディーラーによる本格稼働前のテストでは、コンバージョン数が35%、コンバージョン値が12%増加したという。


 

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