年間で優れたクリエイター個人を顕彰する「2021年クリエイター・オブ・ザ・イヤー」に、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」などを手がける、博報堂の山﨑博司氏が輝いた。日本広告業協会(JAAA)が主催する賞で、JAAA会員各社での選考を経て、20社30人から選出された。
山﨑氏は、THE FIRST TAKE / YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」のほか、日本マクドナルド ハッピーセット年間キャンペーン「みんなで!どう解く?」、LIFULL / LIFULL HOME’S 「FRIENDLY DOOR」、経済産業省「のろーよ!デンドー車いす」、マンダム / 新VI新コーポレートスローガン 「BE ANYTHING,BE EVERYTHING.」などを担当。
JAAAは選定理由として、「『コロナ禍の音楽業界』『時代にあった道徳教育』など、社会に存在している課題に対し、シンプルで強いアイデアで、圧倒的なムーブメントを世の中に生み出しながら、これらを解決に導いている。広告会社のクリエイティブが目指す可能性を大きく広げたことが評価された」と発表した。
「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」は2021年度で33回目の実施。今回から、広告会社の価値の向上につながる「課題解決のアイデア」「クリエイティブのレベルを引き上げるクオリティ」「クリエイティブの領域の拡張性」の3点を審査基準としている。
メダリストに選ばれた8人は以下のとおり。5月31日開催予定の2022年度定時総会・表彰式で表彰する。
北田 有一(電通 第1CRプランニング局 クリエーティブ・ディレクター)
市之瀬 浩子(TBWA\HAKUHODO Disruption Lab・CM Planner)
田中 直基(電通 Dentsu Lab Tokyo クリエーティブ・ディレクター)
上島 史朗(フロンテッジ ソリューションクリイエティブディビジョン シニアクリエイティブディレクター/ソリューションプロジェクトリーダー/Frontage Creative Perch グループリーダー)
皆川 壮一郎(博報堂ケトル/博報堂 クリエイティブディレクター)
関谷 “アネーロ” 拓巳(TBWA\HAKUHODO Disruption Lab アクティベーションプランナー)
石川 隆一(電通デジタル アドバンストクリエイティブセンター AIクリエイティブ事業部 AI研究開発グループ)
小笠原 潤(グレイワールドワイド クリエイティブ シニアクリエイティブディレクター / アートディレクター)