内閣府、牛乳消費促すCM 巣ごもり需要消失…円安も冷水

内閣府、農林水産省は3月25日から、牛乳の消費促進を目的としたテレビCMを放送している。3〜4月は生乳生産が増加する一方、春休みで給食がなくなるなどで、消費が下がる時期に合わせた。広告会社は東急エージェンシー、制作会社はライトパブリシティ、白組。

 

子牛のアニメキャラクター「マッキィ」を制作。牛乳の栄養価の高さを説明し、「休みの間も毎日、牛乳飲んでほしいな」と呼びかける。

Jミルクが3月31日に発表した需給短信では3月21日週の牛乳の家庭消費は、前年比94.8%の2861万9000個だった。新型コロナウイルス感染症の拡大前の2019年3月21日週(2018年度)比では100.1%で、コロナ禍前の水準となり、いわゆる〈巣ごもり需要〉はなくなったことが伺える。

成分調整牛乳は21年同期比95.1%、加工乳は同比96.8%、乳飲料は同比94.2%と、いずれも3〜5%の減少となった。

円安などによる食料品や電気・ガス料金などの値上げもあり、家庭内消費の冷え込みも懸念される。今春は例年以上に生乳生産が好調で、生乳の廃棄量が増える恐れがある。Jミルクは「5月に向けて継続的な需要拡大」を呼びかけている。

スタッフリスト

企画制作
東急エージェンシー、ライトパブリシティ、白組
CD+I
桝野 俊哉
AD
齊藤 レナ
Prd
白土 雅彦
演出
井上 昌紀、山根 哲也
NA
照井 春佳
PM
中田 有哉
AE
高橋 徹

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Prd:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター
修正:円安、円高の表記に誤りがありました。訂正いたします(2022年4月6日10:40)
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