今年発売30周年を迎えた、サントリー食品インターナショナルの「デカビタC」。それを機に3月15日から、機能性表示食品の「デカビタキング」を発売。合わせて一挙に公開した、なかやまきんに君を起用したWebドラマシリーズ「連続パワー劇場『でかびたきんぐ君』」(全7話)が話題を呼んでいる。
物語は、とある会社に「でかびたきんぐ君」が入社したところから始まる。
部長が「新しく入った、でかびたきんぐ君だ。ではひとこと、いいかな?」と話を振ると、勢いよく「ヤー!」「パワー!」と叫ぶきんぐ君。実はきんぐ君は「ヤー!」「パワー!」しか発しないのであったーー。
しかしながら、社内でのトラブルあり、ラブロマンスありの本作。会社を揺るがす事件が勃発し物語は幕を閉じる。
この「でかびたきんぐ君」というキャラクターを考えたのは、電通のアートディレクター 井本善之氏。「『デカビタキング』はGABA配合で、仕事の一時的な疲労感を軽減する、デカビタ史上いちばん強いデカビタです。その最強のデカビタを表現するために今回のキャラクターを考えました。単純に商品の名前に『君』をつければ、なかやまきんに君みたいな名前だなと思ったので、なかやまきんに君を起用したキャラクターにしました」と話す。
CMを企画したのは電通 zeroのCMプランナー 栗田雅俊氏。「CMの舞台は本格企業ドラマとしました。仕事の場における疲労や葛藤、ストレスから力強く救ってくれる存在として『でかびたきんぐ君』を描くことで、ターゲットである30~40代の方々に共感していただき、売上の増加につながればと。そのため今回は、お笑い芸人としてのきんに君ではなく、俳優としてのきんに君としてご出演いただきました。
きんに君さんにとっても今回のCMは、事務所独立後初の主演ドラマ。気合も入れてきただき、事前に映画なども研究し役づくりをしてくださったそうです。休憩中にも『パワー』と『ヤー』が並ぶ台本を丹念にチェックされていて、プロ意識に感服しました」(栗田氏)
公開から約3週間で、全7話で計11万回ほど閲覧がされたほか、テレビCMやWebメディアでも取り上げられた。
スタッフリスト
- 企画制作
- サントリーホールディングス+電通+DASH
- CD
- 岡ゆかり、奥野圭亮
- 企画+C
- 栗田雅俊、茂庭竜太
- 企画+AD
- 井本善之
- D
- 藤井亮、渡邊昴矢
- ソーシャルプランナー
- 藤田啓介
- Pr
- 勝俣円、藍原萌(アシスタント)
- PM
- 鶴田紫央里、宇賀神菜緒、新海安那
- 演出
- 田中聡
- 撮影
- 松石洪介、中村K(チーフ)
- 撮影(GR)
- 白幡敦弘
- 照明
- 竹本勝幸、小松慎吉(チーフ)
- 美術
- 高橋努
- 編集(オフライン)
- 酒井よう
- CG+編集(オフライン)
- 伊藤了太郎
- VFX
- 高橋壮幸
- カラリスト
- 長谷川将広
- レタッチ
- 津金卓也
- 録音+SE+MA+選曲
- 村上祐司
- HM
- 横山雷志郎(タレント)、さとう夏海(サブキャスト)
- ST(サブキャスト)
- 村木アケミ
- 着ぐるみ
- 猿渡孝太郎
- CAS
- 切明畑力
- AE
- 和田満徳、山本和毅
- NA
- 尾高慶安
- 出演
- なかやまきんに君(でかびたきんぐ君)師岡広明(ライバル)、新実芹菜(女性社員)、三土幸敏(部長)、猪股俊明(役員)