ブランド買取「なんぼや」を展開するバリュエンスジャパンは、4月14日から新テレビCM「なんなんなんぼや」篇のオンエアを開始した。
なんぼやのイメージカラーであるブルーのバッグや靴、アクセサリーなどの商品に囲まれた空間にいるのは、同じブルーの衣装に包まれた関ジャニ∞のメンバー。重低音の声とリズムが響く中、♪~なんなんなんぼや んぼやぼや ~と、クールな表情のまま歌い上げ、「不要になったブランド品、買い取ります。必要とする人に渡れば、モノを大切にできる。地球にも優しい」ことを伝える。ブランドメッセージは、「モノとココロでつながる未来へ」。
今回のCMの目的は、ブランド買取「なんぼや」の認知アップと同ブランドのサステナブルな姿勢を伝えること。物を捨てずに、必要とする人に渡ることで、Co2削減に貢献し、地球環境を守る一助となっていきたいという同社の思いを伝えることを目指した。
このCMで特徴的なのは、♪~なんなんなんぼや んぼやぼや ~という歌である。「『なんぼや』を覚えてもらうために連呼リズムものにしようと考えました」と、クリエイティブディレクター 横澤宏一郎さん。
「子供にも口ずさんでもらえるように、単純で、一度聴いたら病みつきになるフレーズにすることを意識しています。♪~なんなんなんぼや~ はすぐに出てきたのですが、どうフレーズを締めるかで悩み、"んぼやぼや"が思いついたときに、できた!と確信しました」
本CMでは、これまでの “連呼CM”とは一線を画す工夫を随所に盛り込んでいる。
なんぼやでは関ジャニ∞のメンバーが♪~なんなんなんぼや を歌うバージョン、そしてベース部分の♪~ボボボボボ のみを歌うバージョンの2タイプを制作。同じ歌でありながらも違うバージョンをオンエアすることで、連呼CMで視聴者が感じるノイズを減らし、新たな「見る」楽しさを提供している。
また歌のみならず、カメラの動きをトラックバック(カメラを被写体から遠ざけていく)とトラックイン(カメラが被写体に近づく)というカメラの行き来ではなく、トラックバックの繰り返しにすることで、音楽以外のところでも「病みつき」になる要素をプラスした。
画づくりでも従来の連呼CMではあまり注力してこなかった、美しい世界観と画的なクオリティの高さを表現。ブランド買取の象徴である時計や財布などもブランドカラーの青一色の世界になじませることで、お金を連想するようなイメージを払拭している。
CM放映開始後は、「CM観た!」「ボボボ バージョン観れた!」「音楽が頭の中、離れない」といった声がSNSに見られており、YouTtube、TwitterなどSNS配信のオーガニック動画視聴数も好調(公式twitterのCM動画視聴数は17万回再生超え)、来客数も伸びている。
なんぼやでは現在、特設サイトでCMの裏側を紹介する映像や「リユースクイズ」などのコンテンツも展開している。
スタッフリスト
- 企画制作
- 博報堂+BORDER inc.+PARAGON
- CD+企画+C
- 横澤宏一郎
- C+企画
- 松田正志
- AD+企画
- 吉田翔一
- Pr
- 村田充
- PM
- 嶋田佳輔
- 演出
- 井口弘一
- 撮影
- クマダタカキ
- 照明
- 野口まさみ
- 美術
- 山村一智
- ST
- 袴田能生
- HM
- 山崎陽子
- 編集
- 平澤優(オフライン)、坂巻亜樹夫(オンライン)
- カラリスト
- 高橋直孝
- 音楽
- 緑川徹
- MIX
- 森浩一
- コミュニケーションディレクター
- 助野太祐
- AE
- 糠谷建介、枩田淳、岩渕元範