日本パッケージデザイン協会(JPDA)は5月10日、学生向けパッケージデザインのコンペティション「日本パッケージデザイン学生賞2022」の作品募集を開始した。プロとして活動していない国内の大学生・専門学校生を対象とし、生活者向け商品のパッケージデザインを広く募る。テーマは「つなぐ―Connect―」で、締め切りは6月30日。
応募にあたっては、実際に販売されている商品のパッケージやロゴ、またはそれらを流用したデザインは対象外となる。一次審査では所定のフォーマットに作品のデザインや構造、機能、サイズなどがわかるスケッチとコンセプトを記した文章を提出する。一次通過者は二次審査用に、一次の内容をもとにしたモックアップ(立体パッケージ見本)を作成し撮影した画像か、3Dデータなどの画像の提出が求められる。複数応募も可。いずれも賞のサイトから応募する。
同賞は、パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生と共に発掘・伝播していくことを目的に、今年度から創設された。
作品のデザイン性や創造性を競い、JPDA会員審査員と外部特別審査員による審査を経て、大賞・金賞・銀賞・銅賞・審査員特別賞(特設サイト・募集要項より)などが選出される。
審査員および外部審査員は以下のとおり(敬称略)。
JPDA会員審査員
・伊藤透(JPDA理事長)
・井上聡(JPDA副理事長)
・石浦弘幸(サントリーホールディングス デザイン部クリエイティブディレクター)
・井田紀美子(明治アドエージェンシー コミュニケーション企画部アートディレクター)
・牛島志津子(牛島デザイン代表)
・小川裕子(小川裕子デザイン代表取締役)
・小玉文(BULLET代表)
・フミ・ササダ(ブラビス・インターナショナル 代表取締役社長)
・松井健朗(王子産業資材マネジメント クリエイティブ本部 デザイナー)
・渡辺有史(ポーラ ブランドデザイン部アートディレクター)
外部審査員
・居山浩二(イヤマデザイン代表取締役/グラフィックデザイナー)
・村上雅士(平方メートル |emuni代表/アートディレクター、 グラフィックデザイナー )
・山田智晴(ASPaC Awards2019 大賞受賞)