そんな『コピー年鑑』をテーマに、本コラムではTCC会員であるコピーライターやプランナーが執筆。第6回目は、「図書カードNEXT」の新聞広告などを手がけられた橋口幸生さんです。
2万円&2キロ超え(今、体重計で測ってきました)という、なかなかハードルの高い本であるコピー年鑑。そこで、僕なりの「モトが取れるコピー年鑑の読み方」をご紹介しようと思います。
1. 自腹で買う
お金を払ってバカでかい本を買うから、元を取ろうと思う。だから、身になるんです(職場に置いてあるタダで読める本って、あまり読まないですよね)。
2. 時間を決める
空いた時間に読もうと思っていると、確実に積読で終わります。会議やプレゼンと同じように、カレンダーに読書の時間を入力するようにしましょう。
3. 音読する
目で文字を追うだけより、声に出した方が、確実に記憶に定着します。写経するのが一番いいけど、人間、面倒なことは中々やりません。音読でも十分です(本当に好きなコピーは、写経することをオススメします)。
あなたとコピー年鑑がいい関係を築くことを応援しています!
橋口幸生 はしぐち・ゆきお
TCC2008年入会
電通 クリエイティブ・ディレクター、コピーライター。ソーシャルメディアで支持されるコピー、企画を得意とする。代表作はロッテガーナチョコレート、「図書カードNEXT」新聞広告、鬼平犯科帳25周年ポスター、「世界ダウン症の日」新聞広告、貞子3D「世界でいちばん、3Dが似合う女」など。『100案思考』『言葉ダイエット』著者。趣味は映画鑑賞。Twitterフォロワー1万8千人。
https://twitter.com/yukio8494
※六本木「文喫」にて「ことバー Presented by TCC」が開催中です。
開催期間:2022年4月27日(水)~5月26日(木)
営業時間:9:00~20:00(L.O. 19:00)
観覧料:入場無料
関連記事
歴代のコピー年鑑59冊を展示、TCCが「ことば」尽くしのイベントを文喫で開催
関連リンク
『コピー年鑑2021』東京コピーライターズクラブ (編集)