「堀田真由 2022−2023 カレンダー」発売開始!
中村:そして、3月下旬には堀田さんのカレンダーが発売されます、と。これは、どのような内容ですか?
堀田:今回、川島小鳥さんという写真家さんに、割とナチュラルな写真を撮っていただきました。
権八:どういった所で撮ったんですか?
堀田: 江ノ島など、海が見える場所で撮影しました。 2022年に入ってからすぐに撮影しましたね。
権八:あら、じゃあ寒かったねぇ~。
堀田:寒かったです(笑)
澤本:川島小鳥さん、堀田真由さんというだけで、「大体、写真はこういうのだろうな」というのがなんとなく分かりますよね。
堀田:分かりますか?想像できるというか(笑)
権八:もう、ほっこりしちゃいますよね。想像しただけで。
澤本:「透明感あるんだろうなぁ~」みたいな(笑)
権八:そうそう。透明感もありつつ、「隙のある風景」というか。良いですよね、ちょっと脱力した感じ、というか。小鳥さんならではの。
澤本:蜷川実花さんではないね。
権八:真逆ですからね~(笑)。そのカレンダーが3月下旬に?
堀田:はい。4月始まりのカレンダーですね。うまくいけば、私のお誕生日が4月2日なので、当日「お渡し会」と称してファンの方との交流会をしようかな、と思っています。
権八:それは、どこでやるんですか?行こっかな……。
堀田:あ、ホントですか?ぜひ!(笑)
一同:ははははは!
澤本:怖いよね……。
中村:でっかいおじさんが並んでる、みたいな。
澤本:「ホントに来たよ!」みたいな。
堀田:アレ、来たな……(笑)。あはははは!
澤本:堀田さんに、また気をつかわせちゃってね(笑)
一同:ははははは!
権八:まだないんですよね、現物は。
堀田:そうなんです。
権八:もう中身は見ました?
堀田:見ました!
権八:どうでした?
堀田:実際にはデジタルで撮って、それを“フィルム風”に加工してもらっているんです。やっぱり、「小鳥さんワールド」というか、複数の写真でコラージュされたりもしていて……。そこに親近感を持たせたかったので、直筆でその時のことを書いてみたりしました。
権八:ほうほう。その時の出来事?それは、ポエムみたいなことですか?
堀田:「その時の感情」を書きました。
権八:おお~!いいですね。
堀田:打ち合わせの段階から「こういうものがつくりたい」ということを一緒に話させていただいたんです。なので、今回は自分の意見もすごく入っていますね。
権八:いいですね。自分で文章を書いたりするのは、抵抗はないですか?
堀田:そうですね。考えるのが好きなので、「読書感想文」とかすごく好きだったんですよ(笑)
権八:マジで~?!すごい、ホントに「スーパー小学生」だ。
堀田:そうなんですよ(笑)。公言はしていませんけど、大学では文学部だったのを辞めてしまって。三島由紀夫さんの『春の雪』を読んで、それを試験で論文に書いて入学したんです。なので、考えたり、文章を書くのは好きです。
権八:じゃあ、読むのも好きなんだ?
堀田:好きですね。エッセイとか。
権八:三島由紀夫、好きですか?
堀田:その時は、それがマストだったので。
権八:あ、課題だったんだ?
堀田:そうです。課題だったので読んだんですけど……。でも、読んでみたらすごく面白かったです。それに合わせて映画も観て、「あ、この世界がこうなるんだ!」というのが楽しかったですね。
権八: 僕ね、「読書感想文が好きだ」って言う人、人生で初めて会った気がする。
一同:ははははは!
権八:だって、そんな人います?「読書感想文」ですよ。
澤本:「文を書くのが好き」っていう人はいるけどね。
権八:もちろん、もちろん。
澤本:たしかに、「読書感想文」って言われたのは初めてかも。
権八:僕はね、読書感想文ってホントにイヤだった。
堀田:へ~(笑)
権八:澤本さん、好きでした?
澤本:僕は書くの、嫌いじゃなかったよ。
権八:あ、そっか。
中村:僕も「文学部」なので。
澤本:僕も「文学部」なので。
一同:爆笑
権八:なんだよ、みんな賢いやつばっかりじゃないか!(笑)
堀田:でも逆に、図工の授業が苦手だったんですよ。絵を描いたり。
中村:えー?そんな感じは全然しないですけどね。
堀田:美術がもう、皆無で……。
中村:皆無!?(笑)ぶきっちょなんですか?
堀田:不器用なんです。絵は描けないです。
一同:へえ~。
堀田:成績は「3」でした(笑)。美術は5段階で3。
澤本:「3」いいじゃん!
一同:ははははは!
堀田:学校で描けないので「家でやってきます」と言って持って帰ったりしてましたね。お父さんがすごく上手いので、お父さんに描いてもらって「出来ました!」って(笑)。
権八:それ、インチキじゃん(笑)
堀田:そうなんですよ(笑)。それで提出したら、町の賞を獲っちゃったことがあります。
一同:爆笑
堀田:「ヤバい!」と(笑)。それで、校長室に行って表彰されて、新聞に載る、みたいな……。「最悪だぁ~!」って(笑)
権八:それは、何年生ぐらいの時ですか?
堀田:あれは、小学生ぐらいの時でした。家に盾がありますね。でも「お父さんと、お母さんの作品」みたいな(笑)
権八:おもしろいね~!
「等身大の役」をやってみたい
澤本:声優も経験されて、これから先「こういう役がやりたい」というのはあります?
堀田:私はこれまで、一筋縄ではいかないような「クセのある役」が多くて。たとえば学園モノでも、“一匹狼” でみんなの輪から常に外れていたり……。普通の「ど真ん中」の役がないんですよ。ただ、そこをやったことがないからこそ、逆に難しいんじゃないかな?と思っていて。クセのある役だと、やっぱり演技も振り切れるので……。
一同:う~ん。
堀田:でも、自分と近い位置にある役って結構難しいんだろうな、と思っていて。言い方はちょっと難しいですけど「普通の人」というか、等身大の役をやってみたいですね。
澤本:例えばで言うと、昨今の映画やドラマならこういうもの、ってありますか? 『花束みたいな恋をした』(2021年 土井祐泰監督)のヒロインは、「普通の人」になる?
堀田:あ!うちのお兄ちゃんがその映画を見て、「大人になった時にこれをやってほしい」って言われました(笑)
一同:ははははは!
堀田:電話がかかってきましたね、ちょうど。
権八:ええ~!!
堀田:「こういうのが出来る女優さんになってほしい」と。いきなり、プランをお兄ちゃんが立てはじめて(笑)
一同:ははははは!
権八:面白いねぇ~。
堀田:でも、確かにそうかもしれないですね。ヒロインが普通にトイレットペーパーを持っていたり、すごくリアルな日常に近くて。ラブストーリーも、意外と演じたことがないんです。
澤本:あ、そうなんだ?
堀田:そうなんです。大体フラれる役や、片思い。「恋が実らない役」がすごく多くて。
一同:ふーん。
堀田:なので、「大人の役」ができたらいいな、とは思いますね。
権八:まぁ、『ブルーサーマル』のつるたまちゃんも、なんていうのかな……。いわゆる「普通」というのとは、違うのかな?
堀田:う~ん、そうですね。
中村:リアルドラマで『ブルーサーマル』の「つるたまちゃん役」をやるとしたら、もしかしたら等身大の主人公的キャラになるかもしれないですね。
堀田:逆に個性的なものだったら、『最高の離婚』(2013年 、フジテレビ系)の尾野真千子さんのような、ちょっと「ガサツな役」もやってみたいです。
一同:へえ~!!
堀田:これまではどちらかというと、装いも含めて「キレイな役」が多かったんです。良いところのお嬢様の役が多かったので、そこを捨てて、「普通」であり、ガサツで足を開いているような役。そっちもちょっとやりたいな、と思いますね。どっちかというと、そっちの方が自分に近いので(笑)。
権八:ええ〜?!
堀田:ホントに、ガサツなので(笑)
権八:ガサツで、足開いてるの??
一同:ははははは!
堀田:そっちです!(笑)。もう偽りです、こっちのほうが(笑)
権八:そうなんだ?じゃあ、もしかして家の中とか散らかったりしている?
堀田:え~、家は散らかっちゃいますよね、結構(笑)
中村:ええ~!全然イメージない。めちゃくちゃキレイそう。
堀田:いやいやいや。散らかったり、爪がガタガタだったり。
権八:爪が、ガタガタ?!(笑)
一同:笑い
権八:ちょっと待って、コレ大丈夫?!いちいち事務所の方をチラチラ見ながら話さないと。「こんなこと言って、大丈夫?」みたいな(笑)。でも、そうなの?そうは見えないけど(笑)
堀田:あはははは!そうなんですよ、今日もすっぴんなんですけど(笑)
権八:あ、すっぴんなんですか、今!?
堀田:すいません……(笑)
権八:カワイイ~!!(笑)
堀田:いえいえ、すみません。言わせてしまって(笑)
権八:いやいや、ホントホント!(笑)そうなんだ?
堀田:だから、割と無頓着なので。「どこでも生きていけるタイプ」というか。
権八:自炊はしますか?
堀田:自炊は、したりします。
権八:え、「したりする」……?
一同:はっはっはっは!
権八:なんか、微妙な答え!ちょっとズラしてくるというか(笑)
堀田:あはははは!そうですね、そこは気分ですね。自炊したり……。忙しかったら、Uberを使っちゃいますね(笑)
権八:そうだよね、それは全然悪いことじゃないんだけど(笑)。料理をしている時は楽しいですか?
堀田:お母さんが、すごく料理が上手な人なんですよ。おばあちゃんもそうなんですが、ご飯に対するこだわりがあるので、ちょっと(求められている)レベルが高いんです。
権八:そうなんだ?(笑)
堀田:兄も誕生日に「ぬか漬けキット」を送ってきたりして……。
澤本:はははは!
堀田:「人とかぶらない誕生日プレゼントにしたよ~!」って。ふふふふ。
権八:面白いね、お兄ちゃん。
堀田:めちゃめちゃ面白いですよね?(笑)
中村:それでは、これを聴いている業界人の方は、堀田真由さんに「ガサツな役」か「恋が実る役」をお願いします!
堀田:あはははは!ぜひぜひ!(笑)
権八:お声がいいので、歌はどうですか?
堀田:歌はやったことがないですね。
権八:興味はありますか?
堀田:どうなんですかね~。舞台やミュージカルもまだ挑戦したことがないんです。
澤本:舞台はまだなんですね?
堀田:まだなんです。タイミングをみて、「いつかは出来たらいいな」と思いながらも……。クラシックバレエもやっていたので、やっぱりそれは活かしたいですね。そうなると、歌って踊ってというのをいつか出来たらいいな、とは思いますけど……。でも、どうなんだろう、歌……(笑)
権八:カラオケで調子っぱずれな歌を歌っちゃう、みたいなことではないんですよね?
堀田:そうですね、苦手ではないです(笑)
権八:いや、いいと思うなあ~。
中村:はい。改めまして、今後のご予定としては、何と言っても映画『ブルーサーマル』、絶賛公開中なのでぜひ観に行ってください!と。それでは、堀田真由さんからリスナーのみなさんに向けて一言お願いします。
堀田:そうですね。これは本当に青春の詰まった、素敵な作品です。もちろん、グライダーや空の描写もすごく素敵なんですが、それぞれが人と人との出会いの中で刺激を受けて、成長していく物語でもあります。この春、ドキドキ、ワクワクしながら新生活を楽しみにしていらっしゃる方もいると思うので、ぜひこの作品を観て「前向きな気持ち」になっていただけたら嬉しいです。
中村:映画『ブルーサーマル』、そして、「堀田真由2022−2023カレンダー」は、撮影が川島小鳥さんということで、こちらも是非チェックしてください!
ということで、この番組はTOKYO FMのデジタルコンテンツが集約されているスマホアプリ「オーディー」でも番組のトークのみ配信中です。もう一度知りたい、聴きたいという方は「オーディー」で検索してみてください。今夜のゲストは、女優の堀田真由さんでした。ありがとうございました~!
堀田:ありがとうございました~!
〈END〉