森田剛が野村不動産のWebムービー主演、映画の手法で家族の大切な時間描く

野村不動産は4月27日、短編のWebムービー「僕は、ずっと君の隣にはいられない。」(6分10秒)を公開した。同社の新築分譲マンション「プラウド」のブランディングの一環で、父親役を森田剛が演じている。公開後、約1カ月で再生数は400万回(5月26日時点)を超えた。

同作は死期が近づく愛犬との時間を通じて、「大切な存在のそばで一緒に過ごせる時間が、実は限られていること」に気付く親子の物語。限りある短い時間において、その大部分を過ごす家がいかに大切かを伝えることが狙いだ。

Webムービー「僕は、ずっと君の隣にはいられない。」。

ストーリーは、森田さん演じる父・鈴本健太が、妻の出張を機に、息子や病気を患う愛犬「マロン」と我が家で過ごすことになるところから始まる。長年、家族の一員だった愛犬との時間が限られていることを察し、一緒に思い出をつくろうとする息子。そしてその成長を見守る父との数日間が描かれている。

楽曲はAimerの『六等星の夜 Magic Blue ver.』を起用。

 
住宅購入を検討する若い世代に向けて制作された本作。博報堂の岡本丈嗣氏がクリエイティブディレクターを務めた。同氏がプラウドのブランドムービーを手がけたのは、2020年10月に公開した「僕は、父が苦手だった。」(主演:井口理)に次いで2度目。前作、今作ともに制作にあたっては、映画の手法を取り入れている。

【参考】
「映画の手法でつくられたブランドムービー」(月刊ブレーン2021年2月号)
※月刊「ブレーン」デジタルマガジンに移動します。

「今の時代のブランディングは、競合に対するポジショニングの前に、『ブランドと社会との関係をどうつくるか?』を大事にすべきだと思います。今回もそんな信念のもと『家族と一緒にいられる時間は誰にとっても有限で非常に短いからこそ、豊かに過ごそう』というソーシャルなメッセージを開発しました。また共感するコンテンツとして成立するように、内容の文法、制作ステップ、演出に映画の手法を取り入れ制作しています」(岡本氏)。


スタッフリスト

企画制作
博報堂+東北新社
CD
岡本丈嗣
企画+C
櫛田直希
企画
横井優樹
AD
榎本弐輝、水野美希、中島純
STPL
古賀晋
Pr
竹村直哉、味方優介
PM
梅谷英枝
演出
中嶋駿介
撮影
石坂直樹、藤田明生
照明
栗原浩樹
美術
橋本直征
編集
磯部今日平(オフライン)、冨田早希子(オンライン)
音楽
Aimer
MIX
関谷隆信
ST
吉本知嗣、綾部秀美
HM
Ryoko Takai、舟崎彩乃
フードST
坂田絵里子
CRD
大濱孝德
CAS
木暮こずえ、深田晶子
動物プロダクション
菊田秀逸
PRプランナー
牧志穂
AE
折笠優、ケイユウ、長井駿
出演
森田剛、橘茉希、森優理斗、三浦英、今城沙耶

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ