コンペの成否を分けるのは、「もう片方のスキル」の差にあった——。
広告業界では避けて通れない「競合プレゼン」「ピッチ」「プロポーザル」……の戦い方を多面的に分析し、勝つための方法を伝授する連載コラム「競合を勝ち抜くための『もう片方のスキル』」が6月7日にスタートします。
アイデアや企画書、プレゼンテーションの技術だけが勝敗を分けるのでしょうか。筆者の鈴木大輔氏(FACT/戦略プランナー)は、勝つためのスキルを「キラースキル」と「アシストスキル」に分け、キラースキルを活かすアシストスキルの重要性を強調します。
では、その「アシストスキル」とは何か。コンペにおける受発注の心理学から、オリエンから提案までの時間の過ごし方、泥臭く勝ちを拾いにいくゲリラ戦術など、いわば「接戦を制する」ためのスキルをシェアします。
本連載は毎週火曜日掲載、全6回を予定しています。どうぞご期待ください。
鈴木大輔(FACT/戦略プランナー)
2006年ADK入社。コンペの存在すら知らなかった4年間の営業時代を経て、2010年より戦略プランナーとして大阪へ。一転してコンペ三昧の3年間を過ごし、勝率5割を達成。ところが東京に戻ってからは、思うように勝てない日々が続く。10年以上に及ぶ、数百を超えるコンペ経験と、溜め込んだ知見を、コンペに勝つためのノウハウとして体系化。宣伝会議「競合コンペ攻略講座」講師。2019年、クリエイティブブティック「FACT」の立ち上げに参画。