江崎グリコは6月16日、千葉県流山市立新川小学校で、「植物生まれのプッチンプリン」の容器を文房具へリサイクルする体験型授業を実施。同商品の給食提供も開始した。
動物原料を使用しない「植物生まれのプッチンプリン」は、2020年に発売を開始。卵・乳アレルギーがある人でも食べられるプリンだ。
小学4年生を対象にした授業では、品質を守るために使われている容器の材料である「プラスチック」の特徴や、プラスチックが抱える問題、解決のためにできることなどを、講義やカードゲームを通して学んだ。
子どもたちが学んだ内容について、学校給食を通じて実践するプログラムで、給食で出た「植物生まれのプッチンプリン」の容器を食べ終わった後に洗い、回収BOXへ投函。秋には「プッチンプリンの文房具」へとリサイクルされる仕組みだ。
アレルギー対応食の給食を出している同校では、卵や乳成分を含むデザートの日は、ゼリーなど、違うものを食べる児童もいたが、今回初めて全員が同じデザートを食べたという。
「初めてプリンを食べられて、みんながどう?とたくさん質問してきてくれたことが、とても嬉しかった」「みんなで容器を洗って、回収BOXに入れるのが楽しかった」。参加した子どもたちからはこんな声があがった。