大王製紙は8月にも、100%子会社「エリエールフィールドパートナー株式会社」を設立する。販売店支援などセールス活動の機動力を高める狙い。代表取締役社長は若林公男氏。拠点は東京本社と同じ。
販売店の店頭活性化など、大王製紙のフィールドマーケティング活動に従事する。営業開始は10月1日を予定。将来的にはグループ外のメーカー企業から、販売支援業務などを受託することも視野に入れる。
大王製紙のフィールドマーケティング活動はこれまで、ホーム&パーソナルケア部門国内事業部リテールサポート本部が担っていた。子会社として切り分けることで、機敏さを高めるほか、商談力の強化にも力を入れる考え。社長に内定している若林氏の現職は、リテールサポート本部長。