大幸薬品、早期退職に24人 22年上半期は上場25社が募集

大幸薬品は7月22日、6月に募った早期退職者募集に24人の応募があったと発表した。募集していたのは30人程度で、期間は6月13日〜22日。退職金に加算する割増分など、早期退職にかかる費用は2億2600万円の見込み。22年12月期第2四半期に特別損失として計上する。

東京商工リサーチの調査では、2022年上半期に早期・希望退職者を募った上場企業は25社で、募集人数はのべ4515人だった。社数、人数ともに20年、21年を下回った。20年は41社(7629人)、21年は56社(1万2813人)だった。

早期・希望退職を募集した企業の業種別社数は「アパレル・繊維製品」が3社、「電気機器」が3社、「機械」が3社だった。「医薬品」は2社。損益別では黒字企業が48.0%、赤字企業が52.0%だった。募集人数で最多は富士通で3031人。3000人以上は東芝の2016年以来。次いでパチンコ台メーカーの平和が250人。100人未満は12社でほぼ半数。


 

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