AIと脳科学と心理学 技術と証拠に基づいた動画制作
マーケティングのみならず、社内研修など企業活動のあらゆる場面で動画を活用するケースが増えている。しかし、編集や制作のスキルがなければ外注先へディレクションをするのも難しいという企業も多いのではないだろうか。一方、内製を進めようとしても、「情報量の多さ」や「わかりやすさ」が魅力の動画が、かえって複雑になってしまう可能性もある。
「わからないをなくす」というスローガンのもと、企業のマーケティング活動や研修に活用する解説動画や特設サイトの制作を担うsimpleshowは昨年9月、AIを活用し、スキルがなくても簡単にハイクオリティな動画をインハウスで制作できるサービス「simpleshow video maker(以下、video maker)」の日本版をローンチした。欧米では数年前から商品化され、社内研修コンテンツの制作に多く活用されている。
AIを利用しているとはいえ、動画のシナリオ設計は不安が残る要素。具体的にvideo makerでは、どのようなフローで動画を制作するのか。
simpleshow Japan ゼネラルマネージャーの尾関政輝氏は、これまでの解説動画制作で培ってきた脚本のテンプレートを活用してサービスを展開していると話す。
「video makerには脚本や構成のフォーマットがあり、段落ごとに例文も記載されています。それに沿ってスクリプトを入力するだけなので構成を1から考える必要はありません。動画内で使用する画像は、入力ワードからAIが最適なものを判断し、提案してくれます」(尾関氏)。
ナレーションのデフォルトはAI音声の読み上げ機能。必要があれば、自分の声をレコーディングして動画で使用することもできる。
また、これらの脚本や構成はすべて脳科学や心理学に基づいた「わかりやすさ」を追求したもの。肌感覚ではなく、科学的な根拠を用いているからこそ、そのノウハウに沿えば誰でも簡単にわかりやすい動画が制作できる。
「社内研修などには、なるべくコストをかけない資料をつくるためにプレゼン資料作成ツールを利用するケースが多いと思います。しかし、スライドづくりの得手不得手が顕著に表れてしまうのも事実。アイデアをしっかりと伝えるためにも、自分たちでできる“楽な動画制作”は今後必要になるでしょう」(尾関氏)。
担当者の動画制作の課題を、担当者自身が解決できるvideo maker。動画プレゼンの新たな選択肢としてインパクトを残したいと尾関氏は語った。
尾関政輝 氏
simpleshow Japan
General Manager
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