日本ガイシは7月19日、若年層に向けたWebドラマ「いい未来が、見えてきた。」の第1話「謎の会社」篇を公開した。テレビCMでもダイジェスト版を放映しており、全4話で8月以降、続編が公開される。
祷キララ演じる主人公の高校生・濱口アキは、ある日突然、謎の小さな生き物「クロコくん」が見えるようになる。そしてふとしたきっかけから、父親が働く「NGK 日本ガイシ」に興味を持つように。
第2話以降では萩原護演じる転校生「ワタル」も登場し、「クロコくん」や「NGK 日本ガイシ」の謎に迫っていく中で、主人公の気持ちに変化が生まれていく。
「クロコくん」は2016年に誕生した日本ガイシのキャラクター。その前身となる「黒衣くん」は1999年に生まれた。「キャラクターや社名はなんとなく知っていても、よくわからない謎の会社」というイメージが強いことから、今回のWebドラマでは「共感」を軸に制作を依頼した。
「制作側には視聴者が自分ごと化しやすいベネフィットにフォーカスし共感してもらえるような表現を、と伝えました。創立100周年の2019年から3年間訴求してきたSDGsの文脈を、当社グループの中長期ビジョン『カーボンニュートラルとデジタル社会への貢献』に発展させています。全4話で『いい未来』に役立つ会社というイメージが醸成されることを期待しています」(日本ガイシ コーポレートコミュニケーション部 主任 岸川桂氏)。
それを受けて企画を担ったのはオリコム。同社のクリエイティブディレクター/プランナー 坂中慎之介氏は、その意図をこう説明する。
「『カーボンニュートラル』や『デジタル社会』を語ろうとすると、どうしても壮大になり、他人事ととらえられてしまいがち。だから高校生2人が突然『クロコ』が見えるようになってしまうという、パーソナルな物語にしようと考えました。映像は山岸(聖太)監督はじめスタッフの皆さんが丁寧に描いてくれました。チャーミングなクロコくんにも注目です」。
今後は8月16日に第2話「あれからずっといる」篇を、9月13日に第3話「ノーフューチャー?」篇を、10月中旬に最終話「いい未来が見えてきた」篇を公開予定だ。
スタッフリスト
- 企画制作
- オリコム+AOI Pro.
- CD+企画
- 坂中慎之介
- AD
- 後藤大樹
- Pr
- 渋谷勇次、三須大輔
- PM
- 荒井拓己、松本有加
- 演出
- 山岸聖太
- 助監督
- 荒木孝眞
- 撮影
- 山田弘樹
- 照明
- 穂刈慶人
- 美術
- 根岸美由紀
- CG(クロコくん)
- 土井昭人、飯嶋俊明
- CG(アキーム)
- HiRo、手塚翔
- 編集
- 金子恭平(オフライン)、金野淳也(オンライン)
- カラリスト
- 足立悠介
- 音楽
- 葛谷圭介
- SE+MA+MIX
- 井口勇
- ST
- 赤石侑香
- HM
- SHIHO
- CRD
- 市山潤、稲田恭兵(現地)
- CAS
- 前田莉奈
- AE
- 横田優一、岩上篤史
- 出演
- 祷キララ、萩原護、川瀬陽太