阪神電気鉄道は8月1日から、阪神甲子園球場が100周年を迎える2024年に向けての記念事業を始動した。初年度となる2022年は、甲子園にゆかりのある名作野球マンガ『ドカベン』『巨人の星』『タッチ』『H2』『MIX』『ダイヤのA』『ダイヤのA actII』『プレイボール』『ROOKIES』の9作品のコラボ企画「阪神甲子園球場100周年記念マンガコラボムービー」がスタートした。
コラボムービーでは、出版社の垣根を越え、往年の名作、全9作品が一つのオリジナル動画に集結。第一弾「聖地・甲子園篇」は、各作品の単行本全269巻から厳選された甲子園にまつわる名シーン・名セリフで構成。高校野球の臨場感や、甲子園さながらの熱気を伝える内容になっている。
また、同日には名作野球マンガのキャラクターや、甲子園の歴史を辿る数々の写真で阪神電車を彩った「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」の運行もスタート。車内も、マンガコラボ企画をポスターにした特別なギャラリー仕様にするなど1編成だけの特別仕様となっている。100周年となる2024年12月頃まで阪神本線を中心に運行する。
阪神甲子園球場100周年記念事業のコンセプトは「KOSHIEN CLASSIC ~感謝を、伝統を、次の100年へ~」。国内外に野球の聖地としての甲子園球場の歴史と伝統を知ってもらい、さらには、最高峰のスポーツ・エンタテインメントを誘致・開催するなど、野球に限らないスタジアムの新たな可能性を広げていくことを目指している。