ビデオリサーチは8月4日、関東・関西・名古屋3地区の各民放5局を対象とした2022年上半期(1月~6月)のテレビCM出稿動向に関するデータを発表した。出稿量は2021年と同程度で、コロナ禍初期の2020年上半期を上回った。
商品種類別では、3地区とも出稿量(秒数)が最も多いのは「通信・web系サービス」。特に前年と比較して出稿が増加しているのが、「ビール・発泡酒・ビールテイスト飲料」で、東阪名いずれの地区でも130%以上の増加となった。
タレント別のCM出稿量(秒数)では「Indeed」「コーワ」「富国生命保険」などのCMに出演している斎藤工が前年の年間1位から首位を維持している。「リクルート」「ソフトバンク ワイモバイル」などに起用されている芦田愛菜、綾瀬はるかが続いた。起用した広告主数では16社で芦田愛菜が1位。川口春奈、本田翼がともに15社で2位にランクインした。
関東地区のタレント別テレビCM出稿量ランキング(2022年1~6月)は以下の通り。
※カッコ内は、主な出演CM
1斎藤工(Indeed/コーワ/富国生命保険)
2芦田愛菜(リクルート タウンワーク/ソフトバンク ワイモバイル/サントリー)
3 綾瀬はるか(ユニクロ/アリナミン製薬/NTTドコモ)
4 今田美桜(リクルート SUUMO/楽天モバイル/日本宝くじ協会)
5 松坂桃李(リクルート ダイレクトスカウト/花王/ダイワハウス)
6 宮川大輔(PayPay/ドミノ・ピザ/ソフトバンク)
7 菅田将暉(ユニバーサルスタジオジャパン/花王/ダスキン)
8 香川照之(サントリー/アリナミン製薬/トヨタ自動車)
9 吉岡里帆(都市再生機構/コカコーラ 綾鷹/日本宝くじ協会)
10 出川哲郎(ソフトバンク ワイモバイル/永谷園/フマキラー)