オイシックス・ラ・大地は、猛暑や豪雨、台風などの影響で突然発生してしまう規格外品や豊作物など、通常の流通では扱いにくくなった食品の購入を希望する会員に通知・販売するサービス「おたすけOisix」を8月2日から開始。サービス開始から10日で登録会員が1万人を超えたと発表した。
「おたすけOisix」は全国4000の生産者ネットワークと連携し、天候影響による規格外品や諸事情で余ってしまう食品をお得な価格で販売する。
希望する会員はアプリ通知で緊急販売情報を受け取ることができ、対象商品の購入により、販売価格の5%が次回以降の注文時に使えるポイントとして付与される。サービス開始から10日で、8商品で累積2.1トン以上を販売した(8月12日現在)。
会員からは「自宅で食べる分には形や傷は気にならない」「おいしい野菜がお得に食べられて助かる」といった声があがっているという。今後は食品の販売だけでなく、食材の加工ノウハウを活かし、主力のミールキットやアップサイクル商品、レシピつき商品へも拡大する方針だ。