日本パレットレンタル(以下、JPR)は、9月5日に企業広告2022「変わります。そして続けます。“つなぐ”という仕事」を開始した。特設サイトを開設し、YouTubeでWebMovieを公開。9月8日には、読売新聞に加納尚美代表取締役社長が登場する新聞広告を出稿した。
2021年12月に創業50周年を迎えたJPR。このタイミングで、企業広告を開始した理由を次のように語る。
「物流業界において、パレットで企業と企業、人と人をつないできたJPR。トラックドライバーの不足を背景にした、いわゆる“物流の2024年問題”が迫る中で、物流業界は今、様々な問題に直面しています。そんな環境の中、JPRは50周年を迎えて立ち止まるのではなく、さらなる進化が必要な時と考えます。物流の課題解決に向けて、私たちJPR自身も変化し、チャレンジしていく必要がある。そのステイトメントとして広告を制作しました」(日本パレットレンタル広報部)
この企業広告ではクリエイティブディレクターに箭内道彦氏を迎え、自らが変化を遂げ、これからも企業をつなぎ続けようとする JPR の物流への想いをメッセージしている。
WebMovieは、「思うことがあります。 物流という裏方の、さらに裏方である私たちを、 世の中やお客様は、どんな風に捉えているんだろう。」というメッセージから始まる。75秒の映像には社員が日々働く姿が映しだされ、「私たちが、社会をつなぐ。 世界を、物流を、変える。 そのために、私たちが変わっていきます。」という決意の言葉で終わる。
この動画、実は2つのバージョンがつくられている。一つは、CDである箭内氏がナレーションを読むバージョンと複数の社員がナレーションを読むバージョンだ。
「JPRは伝えたいメッセージがたくさんありました。ディスカッションを繰り返す中で、箭内さんがすばらしいメッセージを作ってくれました。それは企業の今の声を代弁するものでした。箭内さんのナレーションは、俯瞰的な視点で私たちJPRのメッセージを作りあげてくれた人だから、思い切ってお願いしました。社員のナレーションは、今回の広告が私たち社員自身に向けてのメッセージともなっている中で、社員の声を使用しました」(日本パレットレンタル広報部)
箭内氏は同社の企業広告について、「社会を繋ぎ、人を繋ぎ、企業と企業を繋ぐ。生活を繋ぎ、未来を繋ぎ、命を繋ぐ。物流における唯一無二の存在である JPRの意思と行動を正しく知ってもらうため、生の声で届けるクリエイティブ。この社会をより豊かにしようと動き、変わろうとする皆さんの真摯な思いを、全身で受け止めながら作りました」と、コメントしている。
グラフィックも、加納社長が登場している新聞広告の他、社員 51 名の登場する社員篇のポスターも制作。ポスターは現在、全国の JPR 事業所、同社がレンタルサービスを展開するパレットデポに掲出している。
スタッフリスト
- 企画制作
- 風とロック+日本パレットレンタル
- CD+C
- 箭内道彦
- AD+D
- 小杉幸一
- 撮影
- 新津保建秀(社長)、植田翔、岩瀬有奈、鈴木伸夫、越智達也、廣瀬祥悟 (社員)
- ST
- 藤井享子
- HM
- 中野明海
- 映像ディレクター
- 髙田青二才
- Pr
- 平井真央
- 協力
- RCKT/Rocket Company*