JTBと日本航空(JAL)、JALUXは9月23日から、“空の御朱印”として「御翔印(ごしょういん)」と「御翔印帳(ごしょういんちょう)」を発売する。本プロジェクトは「交流創造事業」を事業ドメインに地域活性化に取り組むJTBと、JALグループ内の社員の取り組みである「ふるさとの“わ”」の活動の共創により、生まれたもの。JTBが企画・商標登録、JALが企画・監修、JALUXが制作・販売を担う。
「歴史ある御朱印をアレンジして国内の各空港に配備し、日本のみならず世界にも広めたい」という想いから実現したもので、交流人口拡大を目的に大空を自由に飛び回る「翔」に掛けて「御翔印」と名付けられた。新千歳空港や東京国際空港などJALが就航する国内11空港などで販売する。
「御翔印」は筆文字、朱印のデザイン、滑走路、飛行機の機影など各空港で違った味わいが楽しめるという。飛行機の機影はその空港に就航する代表的な機種を採用。滑走路標識や番号も実際の空港と同じデザインが描かれている。また、中央にある空港名は、各県にゆかりのある客室乗務員などJALグループ社員が手書きで印字。
機内のデザインをイメージした専用の「御翔印帳」はエンジ色と黒色の2色展開で、それぞれ鶴丸の配置が異なり、2冊を合わせると鶴丸が現れる仕様になっている。
将来的には、JALが就航するその他の国内空港への拡大を予定しており、海外空港への展開も検討している。