東急エージェンシーは10月4日、クラウドファンディングサービスを運営するREADYFORと連携し、企業ではなく個人が出稿する“応援広告”を掲出できる「FUN FLAG」(ファンフラッグ)のサービスを開始した。広告は渋谷を中心とした東急線などの各主要駅に掲出される。
“応援広告”は、韓国でアイドルや芸能人などの“推し活”のために始まった活動でで、日本でも個人による広告出稿のニーズが高まりつつあった。広告出稿時に懸念となる資⾦⾯、権利⾯などについては、連携するREADYFORがサポートすることで簡易化。個人広告を活用した“推し活”を実現するという。
応援広告が出稿できる場所は、渋谷駅構内ロングポスターやイベントスペース、渋谷スクランブル交差点前ビジョンなど渋谷の一等地。
「FUN FLAG」自身も渋谷フクラスビジョンを始めとする渋⾕の屋外広告で、推し活をする⼈の気持ちを表現した広告を展開する。
渋谷のまちづくりを行う東急グループとして、まちの価値を高められる、新しいOOHの活⽤⽅法として取り組むという。
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