書籍『The Art of Marketing マーケティングの技法 – パーセプションフロー・モデル全解説』(音部大輔著、宣伝会議刊)が、日本マーケティング学会員が選ぶ「日本マーケティング本 大賞2022」の大賞を受賞しました。10月16日に法政大学で開かれた「第11回マーケティングカンファレンス2022」の基調講演の席上で発表され、授賞式が行われました。
「日本マーケティング本 大賞2022」は、2021年4月1日から2022年3月31日までに日本で刊行された、マーケティング関連のオリジナル書籍(テキスト含む、翻訳を除く)を対象としています。日本マーケティング学会の学会員99人による1次投票で59作品が挙げられ、うち条件にあてはまる54作品が選考対象となり、上位10作品がノミネート作品に決定し6月8日に発表されていました。
この中から、再度、学会員の投票により「日本マーケティング本 大賞2022」が決定し、このほど発表されました。
日本マーケティング学会は、本書の推薦理由について以下のようにコメントしています。
「筆者の25年以上にわたる実践経験に基づく記述は、特に実務的な評価が高く、その確立された方法論は学術研究でも参考となるだろう。また、このモデルが分かりやすく解説されており、顧客の立場で考えるというマーケターの基本に立ち返らせてくれることから、新人からベテランまで、多くのマーケターへの示唆が大きい著書だと言えよう」
著者の音部大輔氏は授賞式の壇上で、「執筆にかけたのは約3年ですが、本書で記した『パーセプションフロー・モデル』の原型を考えてからは25年かかっています。その間、多くのブランドやその効果を試し、改善を重ねてきました」と明かし、読者や推薦した学会員に謝辞を述べました。
2021年12月に発売した『The Art of Marketing マーケティングの技法』は、マーケティング活動の全体設計図である「パーセプションフロー®・モデル」の考え方を紹介し、その使い方、つくり方、検証の仕方までを詳細にわたって解説するものです。「パーセプションフロー・モデル」を効果的に活用することで、冒頭に挙げたような、部分最適が引き起こす事態から抜け出すことができます。
マーケティングやブランドマネジメント部門のパフォーマンス向上のため、「共通言語」としてパーセプションフロー・モデルを採用したい企業が研修教材として購入。事業会社のマーケティング部門から広告会社、マーケティングツール・サービス提供会社などに広がっています。
▼パーセプションフロー・モデルや「マーケティングの全体最適」をテーマした対談や寄稿を掲載
The Art of Marketing マーケティングの技法 パーセプションフロー・モデル全解説
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