ハンズが11月2日オープンした「ハンズ名古屋松坂屋店」に、新ロゴが掲げられた。担当したのはnendoのチーフデザイナー、佐藤オオキ氏。
新ロゴでは漢字の「手」をモチーフにした。ブランドカラーは従来からの緑色を踏襲した。新たなブランドメッセージでも、「手でソウゾウしよう。手でワクワクしよう。」と、〈手〉を強調。創業から掲げてきた、〈生産者が自らの「手」でライフスタイルを創造する〉という理念も引き継いでいる。
「46年間大切にしてきた、『生活文化の創造』という思いはこれからも変わらない。お客さまと一緒に手で創造し、手でわくわくさせていく新生ハンズに期待してほしい」(ハンズの桜井悟社長)
店舗看板は「ハンズ名古屋松坂屋店」を皮切りに、順次切り替える。「東急ハンズ」のロゴは、2024年3月までをめどに取り下げていく。包装資材などは先行して10月26日から使用を始めている。
ハンズは2022年3月31日付で東急不動産ホールディングスとの資本関係を解消し、ホームセンター大手のカインズの子会社となった。新型コロナウイルス感染症の影響で2021年度の売上高は前年度比42%減の555億円に。リブランディングで販売力強化を図る。