アドバンテッジリスクマネジメントは「ウェルビーイングと仕事のパフォーマンスにおける相関」について分析を行い、11月25日にその結果を発表した。
分析によると、「従業員の総合ウェルビーイング偏差値」と生産性の間には相関関係があることが明らかになった。
ウェルビーイング偏差値とは、ストレス反応やワークエンゲージメント、仕事や家庭生活における満足度、生活習慣などウェルビーイングを構成する要素に関するデータをまとめたもの。同社のストレスチェックサービスなどを利用している272社、28万8388人分のデータを分析した。
同社顧問の石川善樹氏は、「今回の調査結果は、“ウェルビーイングの改善が生産性の向上につながる”という仮説が支持され得るもので、意義あるデータ。今後の検討は必要であるものの、ウェルビーイングを向上させることが、中長期的に見た企業価値向上につながることを示す、第一歩が踏み出せたと評価できる」とした。