20年間広告を出していなかった、KINCHO「サッサ」の新プロジェクト

大日本除虫菊は11月28日、「サッサのええとこ教えてキャンペーン」を開始した。

 
「サッサ」は、1970年発売の使い捨てタイプの掃除シート。同社取締役宣伝部部長の北伸也氏は、「現在でも安定した販売実績があり、この20年間は広告も実施していなかった」と話す。

しかし今回、「全国統一サッサ年代別認知度調査」を実施したところ、20代と50代で認知率に約3倍の差があったという。一方で、利用者のうち33%が20年以上愛用していることが分かり、「母が仏壇を拭くのに使っていた」など「サッサ」にまつわる思い出のエピソードが多数集まった。

「全国統一サッサ年代別認知度調査」/調査対象:20歳以上男女・1000サンプル/調査期間:2022年8月18日~22日

 

「今回の調査で世代間の認知度に大きなギャップがあることがわかり、『サッサ』を知らない世代に向けて、今でも継続使用いただいている方々から『サッサ』の良さをユーザーの立場で発信していただき、認知を高めようというプロジェクト『サッサのええとこ教えてキャンペーン』を立ち上げることにしました」(北氏)。

11月28日より開始した同キャンペーンでは、ユーザーから「サッサの魅力」を募集するとともに、画面をこするとホコリが取れる特設サイトをオープンした。

また同日より「サッサ」の巨大ピールオフ広告を新宿駅に掲出。広告には「全国統一サッサ年代別認知度調査」の結果を受けた嘆きの声や、「みなさん!わたしのええとこ、教えてください」といったメッセージが記載され、“SOS”を呼びかける。

2022年11月28日~12月4日まで、東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードにて掲出。

スタッフリスト

サッサギャップ
広告会社
大広+大広WEDO
制作会社
MAQ+ZIZO
CD
森川日出男
企画
森川日出男、村上実紗子
C
森川日出男、村上実紗子、田中陽太、小野雅琴
AD、D
北茂
撮影
寺田智也
AE
有吉周子
レタッチ
山田和史
WEBプロデューサー
加納広明
WEBディレクター
小野雅琴
WEBデザイン
武藤由希子
フロントエンジニア
大塚賢太郎

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ