旭化成ホームズは、今年11月に創業50周年を迎えた。それを機に、戸建住宅「へーベルハウス」ブランドのスペシャルムービー「LONGLIFE Story」シリーズを制作。第1弾となる「太陽とひまわりの庭」を11月18日に公開した。
「そうですね、太陽のような人かな」と話し、折り紙でできたひまわりを見つめる男性。「あなたと生きる時間 僕は何ができるだろう」。こんな言葉から始まる物語は、『やさしさで溢れるように』のカバーが流れる中、進んでいく。
祖母の病気をきっかけに同居を決意、二世帯住宅へのリフォームを検討し始める男性。妻の理解を得て、両親に打診し、リフォームを具体的に進めることに。少しずつ家の整理を始める男性。子どもたちは引っ越しまでの日めくりカレンダーをつくり、新しい家に住むことを楽しみに待っている。祖母と妻も新しい家の話題で盛り上がっている。
しかし、竣工を前に祖母は逝去。竣工後、新しい家に住んだ孫の“はるひと”君、“りくと”君が、リビングにある祖母の遺影から望める庭に、祖母が大好きな花を植えた”はるりく”農園をつくった。
実はこの物語は、実際にヘーベルハウスに住む家族の実話だ。へーベルハウスと長い間寄り添ってきた顧客のリアルなストーリーを、上野大樹さんが歌い、世武裕子さんのピアノ演奏によるJUJUさんの名曲『やさしさで溢れるように』に乗せてドラマタイズしている。
「へーベルハウスには、単に長持ちする住宅を提供するだけでなく、家族の人生に寄り添いながら途切れることなく住まいやサービスを提供し続ける『LONGLIFE』という思想があります。ブランド50周年というタイミングで、改めてその家族のつながりや優しさ・愛情という“想い”に寄り添うLONGLIFEの思想を伝えるために動画を制作することになりました」(コピーライター 野澤幸司氏)
周年を単なる節目のタイミングとしてではなく、たくさんの顧客との歴史と信頼の積み重ねと捉え、リアルなエピソードに基づくクリエイティブを制作することになり、「HEBEL HAUS LONGLIFE Story」と名付けられたシリーズがスタートした。
演出と脚本を手がけた鈴木わかな氏は、この物語について次のように話す。
「ご家族の皆様からいただいた“太陽のように温かなひと”という取材エピソードから生まれた物語です。世代を越えて受け継がれる家族を思いやる気持ち、一緒の時間を過ごす中で与えてもらったやさしさや愛の仕草をテーマにしています」
このエピソードに合う歌詞の楽曲を探していく中で、『やさしさで溢れるように』をチョイス。歌い手は劇中の主人公である息子の優しさや心の揺らぎを表現するために、注目のシンガーソングライター 上野大樹さんにお願いすることになった。
公開後、SNSでは「上野さんの歌とストーリーに感動した」という声が挙がっている。
「HEBEL HAUS LONGLIFE Story」では、今後も顧客の実話をもとにした動画を展開していく予定だ。
スタッフリスト
- 企画制作
- 博報堂+TYO
- CD
- 須之内元也
- C
- 野澤幸司
- AD
- 原野賢太郎
- Pr
- 伊藤嵩
- PM
- 佐野裕哉、内田真優
- 演出+脚本
- 鈴木わかな
- 助監督
- 倉光哲司
- 撮影
- 吉田明義
- 照明
- 城所嵩織
- 美術
- 坂原文子
- ST
- 藤井牧子
- HM
- 河本花葉
- CRD
- 小池武蔵
- 編集
- 瀬谷さくら
- MIX
- 野村弘
- カラリスト
- 芳賀脩
- CAS
- 元川益暢、小此木茉里
- 歌唱
- 上野大樹
- アレンジ+演奏
- 世武裕子
- 音楽Pr
- 山田勝也
- AE
- 小川諒、加瀬澤力
- 出演
- 竹財輝之助、天野眞由美、河野章、平野舞、草刈楽空、花井昴