みずほフィナンシャルグループは、サッカー日本代表にエールを送る応援CM「想いをひとつに、前へ」篇を今年9月末に公開。11月22日に、その第二弾となる「届け、僕らの代表へ。」篇を公開した。
日本代表サッカーユニフォームを着て、まっすぐに前をみつめる黒島結菜さん。「行くぞ」という声と共に、ギターの演奏による『それが大事』の合唱が始まる。そして映しだされるのは、さまざまな人たちが自分たちの場所で円陣を組む姿。最後に登場するのは、サッカー日本代表だ。メッセージは、「想いをひとつに、前へ。」。
サッカー日本代表のサポーティングカンパニーである同社が、今回のCMの企画の中心に置いたのは「円陣」というモチーフだ。
「コロナウイルスや世界情勢などさまざまな不安を感じる世の中と、逆風の中で世界と戦っていく日本代表を共に鼓舞し、頑張る想いを一つにするために「円陣」というモチーフを企画の中心にしました」(制作チーム)
そのエネルギーを増幅させ、みんなの想いを同じ方向に向けるべく選ばれたのが、1991年にヒットした曲『それが大事』(大事MANブラザーズバンド)と合唱という手法だった。
第1弾のCMでは、様々なチームの円陣を描いている。
続く第2弾では、Twitterで一般の人たちから円陣を組んだ動画の投稿を募集した。募集にあたっては、円陣動画を集めるためにサッカー系YouTuberのLISEMの協力を得て、タイアップを実施。YouTube動画で、サッカーファンと共に動画を作っていくという関係を目指したという。そこで、LIESEMの普段の企画と連動する形で、円陣動画の募集を告知してもらった。
また、このCMには、LISEMのメンバー他、元日本代表の中山雅史さんも出演している。
「みずほ社内の有志のメンバーからも動画が集まり、社員と社会を巻き込むことができました。一方的に伝えていく物語型ブランディングではなく、ファンと共に描く共創型ブランディングを目指しました」(制作チーム)
日本の初戦に合わせて、「ニッポンは、強い。」というメッセージで新聞広告を出稿。みずほ銀行の店舗には「想いをひとつに、前へ。」のポスターを掲出し、OOHも展開した。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+電通クリエーティブX+電通デジタル
- ECD
- 川名宏昌
- CD
- 日比昭道
- 企画
- 吉村一平
- C
- 竹田芳幸
- AD
- 三近淳
- CP
- 吉井 俊太郎
- Pro
- 荻野耕太、野崎淳史
- PM
- 比良岡大樹、武井咲華
- 演出
- 丸山健志
- 撮影
- 伊藤仁、宮本佳史
- ステディ
- Kevin Yoshida
- 特機
- 釜田 友也
- 照明
- 溝口知
- 美術
- 鳴滝良弘
- 編集
- 中里耕介(オフライン)、志村暢之(オンライン)
- DIT
- 石本卓也
- カラリスト
- 高橋直樹
- 音楽
- Erik Reiff
- 音楽Pr
- Kenny Dallas
- MIX
- スズキマサヒロ
- ST
- 小澤奈月、伊藤省吾、工藤祐司
- HM
- 古久保英人、田坂たかえ
- CAS
- 榎本聖美、久永敏克
- AE
- 光山義治、近藤佑介
- 出演
- 西岡漣央