キリンホールディングスは12月2日、「免疫ケアで旅行に安心プロジェクト」を発足。健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品「プラズマ乳酸菌」シリーズや、免疫ケアガイドブックを合計約6万人に提供し、旅行シーンでの免疫ケアをサポートする。
本プロジェクトは北海道から長崎までの24都道府県39団体の観光業関係者と同社が観光客や、受け入れる観光地の双方に安全安心な旅行の実現を目指すことを目的に発足した。同日行われた記者発表会でキリンホールディングス ヘルスサイエンス事業本部主幹永井勝也⽒は、「健康の⼟台となる免疫ケアの浸透を⽬指す中で、観光業に貢献できるのでは」とプロジェクト発⾜の背景を説明。
具体的なプランとしては、旅館、ホテル、観光案内センター、テーマパーク、旅行ツアーといった場所で旅行客を中心に「プラズマ乳酸菌」シリーズや、免疫ケアガイドブックなどの無償配布を行う。観光支援を目的としたことで地域の観光業関係者との協力体制を整えた。
観光庁の宿泊旅行統計調査によると、今年9月の延べ宿泊者数は3914万人で前年同月比で約7割伸長した。さらに、日本人国内旅行消費額においては、今年 7から9月が前年同期比で約3割伸長しており、外出機会の増加が窺える※。こうした中、10月からは観光庁主導による「全国旅行支援」が開始され、観光需要回復に期待も高まっている。
キリンホールディングスは、「プラズマ乳酸菌」の価値を伝え、日常的に手軽に免疫ケアが行える社会の実現を目指すとともに、旅行業の支援を通じて国内経済回復にも繋げたいとしている。