メトロアドエージェンシーとLIVE BOARDは12月1日より、東京メトロの車内ビジョン「Tokyo Metro Vision」のLIVE BOARDマーケットプレイスへの試験的な接続・連携を実施。東京メトロ日比谷線の車内ビジョンの計2,464面から連携を開始した。
今回の連携によりNTTドコモの位置情報データやその解析技術が活用可能となり、駅ごとに鉄道車両内における乗車人数・視認者数を推計するモデル開発が実現する。今後は配信期間と回数を指定した従来の販売方法に加え、広告を実際に視聴したと推定できる人数をベースにした、インプレッション(視認者数)販売も可能となる。
LIVE BOARDマーケットプレイスは、インプレッションベースでのDOOH広告のプログラマティック取引を可能にするプラットフォーム。同社ではこれまでも、全国11社局の鉄道会社が保有するOOHとLIVE BOARDマーケットプレイスとの接続・連携を進めてきた。直近では、12月5日からアド近鉄が運営する「京都アーバンビジョン/京都駅」と「あべのハルカス1Fアーバンビジョン/大阪阿部野橋駅」での広告配信を開始。12月14日から西日本鉄道が運営する「デジタルアドビュー/西鉄福岡(天神)駅」での広告配信を開始する。