博報堂DYホールディングスが、プライバシーテック事業展開のAcompanyと業務提携

博報堂DYホールディングスは12月20日、プライバシーテックにかかわるサービスの開発・提供を行うAcompany(アカンパニー)と業務提携を行ったと発表した。プライバシー保護に配慮した上での、企業のデータ利活用の支援を目指す。

Acompanyは「プライバシー保護とデータ活用を両立させる」ことをミッションに掲げ、プライバシーテックサービス「AutoPrivacy」の開発・提供、コンサルティングなどを行ってきた2018年創業の企業。「AutoPrivacyのコア技術である「秘密計算(SMPC)」は、データを外部に開示することなく、秘匿したまま計算・分析する技術で、複数社間でのデータ活用において強みを発揮するという。

「SMPC」の仕組みは、生データを「シェア」という無意味なものに分割し、複数台のサーバーへ送信。シェアのままサーバー上で計算・分析を行い、生成された結果を合わせて結果として生成するというもの。全ての工程において、生データは秘匿化されたままで、一部のシェアが流出したとしても、生データを推測することができないことから、データを安全な環境で計算・分析することができる。


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ