学校や企業研修に採用多数『未来の授業 私たちのSDGsパートナーシップBOOK』シリーズ最新刊発売

小学生から大人までSDGsを学べるシリーズ書籍の最新刊『未来の授業 私たちのSDGsパートナーシップBOOK』が12月23日に発売になります。身近な課題からSDGsを理解し、日本各地の先進的な取り組み事例を学ぶことができます。

シリーズ第4弾となる本書は、複雑性を増す社会の中で、多様な個人や組織の力を持ち寄る「パートナーシップ(協働)」がテーマ。立場や組織の違いを超え、目標を共有しながら問題を解決していく重要性を伝えます。

未来の授業 SDGsパートナーシップBOOK』佐藤真久監修、NPO法人ETIC.編集協力 定価1980円(税込)

異なる性格タイプの4人の子どもたちが、学習・体験・成長していくストーリー

本書では、4つの異なる学習スタイルを持つ子どもたちが、SDGsと「パートナーシップ」について学習・体験・成長していく物語を、漫画とストーリーで楽しく、わかりやすく描きます。今年は実在するコミックバンド「四星球」が登場し、ストーリーを盛り上げます。

SDGsを身近な“自分ごと”として捉える視点が見つかる

SDGsの目標を身近な日本の社会課題に落とし込んで解説。SDGsを世界の話ではなく、身近な“自分ごと”として捉える視点が見つかります。

自治体・NPO・企業の先進事例を多数紹介

自治体・NPO・企業がパートナーシップを活かして取り組む先進事例を、40点以上収録。中高生のSDGsプロジェクトも取り上げています。

本書は全国の小中学校と高校合わせて約3万5000校へ献本されます。これまで多数の小中高の授業で教材採用され、また企業研修でSDGsの教材としても活用されています。

巻末には、「教材としての本書の活用方法」を記載してあります。SDGsをテーマとした授業や「総合的な探究の時間」の教材としてお役立ていただけます。

監修者の声

2020年~22年に世界を覆ったCOVID-19パンデミックは、グローバル感染症の脅威に加え、 数多くの私たちの周りにあった問題を浮かび上がらせました。このような時代だからこそ、問題が起きづらい構造、起きても対応できる構造として、力を持ち寄るパートナーシップが問われています。本書を通じて小中学校・高校の生徒たちに日本の地域課題とSDGsのつながりを深め、活き・活かされる社会のエコシステムの構築をしてほしいと考えています。
小学校高学年、中学、高校、大学、企業、自治体、社会教育の現場でも十分活用可能な内容となっています。是非、ご活用いただければ幸いです。

佐藤真久氏
東京都市大学大学院 環境情報学研究科 教授

 

本書を読んだ小中高の先生方からは、

「SDGs を初めて学ぶ生徒・教員にもわかりやすい内容です」
「探求学習において、子どもたち同士の価値観や生活様式がぶつかった際に、どう協働への道を見つけるか。漫画でロールプレイとして読めるのが魅力」
「小学校高学年の児童でも読み進められる1冊」

などのお声をいただいています。

書籍シリーズ「未来の授業」について

『未来の授業』シリーズは、2019年に第1弾となる『未来の授業 私たちのSDGs探求BOOK』を発行。以来1年ごとに「SDGsライフキャリアBOOK」「SDGsダイバーシティBOOK」と発刊を重ねてきました。第4弾となる「SDGsパートナーシップBOOK」は、複雑性を増す社会の中で、多様な個人や組織の力を持ち寄る「パートナーシップ(協働)」で問題を解決していく重要性を伝えます。本シリーズはUNESCOの学習目的に基づく、シリーズ書籍構成としてデザインされています。シリーズ累計での発行部数は17万部を超えました。

監修者

佐藤真久氏
東京都市大学大学院 環境情報学研究科 教授

英国国立サルフォード大学にてPh.D 取得(2002年)。地球環境戦略研究機関(IGES)の第一・二期戦略研究プロジェクト研究員、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)の国際教育協力シニア・プログラム・スペシャリストを経て、現職。SDGsを活用した地域の環境課題と社会課題を同時解決するための民間活動支援事業委員長、国際連合大学サステイナビリティ高等研究所客員教授、北京師範大学客員教授、UNESCO ESD-GAPプログラム(PN1: 政策)共同議長、ユネスコ未来共創プラットフォーム事業運営協議会座長、JICA 技術専門委員(環境教育)、特定非営利活動法人ETIC. 理事などを歴任。現在、責任ある生活についての教育と協働(PERL)国際理事会理事、IGESシニア・フェローなどを務める。協働ガバナンス、社会的学習、中間支援機能などの地域マネジメント、組織論、学習・教育論の連関に関する研究を進めている。

編集協力

NPO法人ETIC.

社会の未来をつくる人を育むNPO法人。1993年の創業以来、政府や大学、大手企業、先輩経営者など、さまざまなプレイヤーと手を組みながら、大学生や20代の若者たちが「社会の課題や未来」について考え、実践する機会づくりを行っている。大学生を対象としたイノベーションスクール「MAKERSUNIVERSITY」、社会課題解決を目指す起業家支援プログラム「社会起業塾」などを通して、これまで1,800人以上の起業家を輩出。

目次

はじめに
登場人物紹介
SDGsチャレンジストーリー 第1話
本書の使い方

第1章 SDGs・パートナーシップについて知ろう
・SDGsってなんだろう?
・誰一人取り残さない世界をつくる SDGs「17の目標」
・「17の目標」がつながり合うことで、課題はどんどん解決していく
・社会問題の解決には「パートナーシップ」が不可欠
・パートナーシップには社会を変える力がある
・日本が抱えているこれから解決すべき課題たち

第2章 パートナーシップで社会課題に立ち向かおう
SDGsチャレンジストーリー 第2話
01 安心して出産し子育てできない社会
〈事例〉まちのみんなの力で、子どもの食から支える「Table for Kids」
02 持続可能なエネルギーの実現と普及
〈事例〉熊本県小国町 わいた地熱発電所
03 伝統文化・技術をどう継承するか
〈事例〉会津漆器「めぐる」開発プロジェクト
04 自然災害大国日本
〈事例〉別府市 インクルーシブ防災
05 見直したいローカル経済
〈事例〉サヌキロックコロシアム
06 復活できるか水産王国日本
〈事例〉亀岡市 かめおかプラスチックごみゼロ宣言
07 非効率すぎる政治・行政
〈事例〉雲南市 小規模多機能自治
08 社会づくりに参加しやすく
〈事例〉東近江三方よし基金
〈コラム〉これからの地域のキーワード「小規模多機能自治」とは?

第3章 中高生が活躍 !みんなの地域活性化プロジェクトを見にいこう
SDGsチャレンジストーリー 第3話
白馬高校「地域応援 SKYフェス」
富士宮高校会議所「マスマス元肥を使って、富士宮をマスマス元気に!!」プロジェクト
兵庫県立尼崎小田高等学校主催「高校生サミット」
チームしゅわしゅわ「手話カフェ〜しゅわしゅわ〜」
中高生が応募できる!SDGsアクションコンテスト一覧
課題解決に挑む事例のデータベース「社会課題解決中マップ」の使い方

第4章 パートナーと課題解決に挑む企業に突撃インタビュー
SDGsチャレンジストーリー 第4話
〈コラム〉パートナーシップの鍵は“長期的な目標 ”の共有にある
パナソニック/あいおいニッセイ同和損保/赤塚植物園グループ/アステラス製薬/Indeed/神奈川県住宅供給公社/コープデリ/住友金属鉱山/第一三共ヘルスケア/長瀬産業/日新火災海上保険/日本特殊陶業/ファンケル/ベネッセグループ/マルハニチロ/三井住友トラスト・アセットマネジメント/ライオン/I-ne/味の素AGF/環境再生保全機構/サンリオ/昭和電線グループ/住江織物/船場/日本山村硝子/白寿生科学研究所/花嫁わた/ハラダ製茶/パルシステム生活協同組合連合会/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/ロッテ
企業の担当者さんにインタビュー!

SDGsチャレンジストーリー 最終話
教材としての本書の活用方法
本書で取り扱っている問いとその背景
おわりに
現場の先生がたの声
パートナーシップ・SDGs 関連書籍・教材・ウェブサイト

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